スピルバーグとトム・ハンクスのゴールデンコンビ。
Trailerをみるいかにも感動を誘うような感じに仕上げられている。
うわさによるとアメリカのTrailerと趣旨が違うらしい。
トム・ハンクス主演=感動ものという概念が日本にはあるようだ。
今回もなけるのかなぁ?と思って見にしまうオレもいっしょか。
ストーリーはというと、アメリカのJFK空港でクラコウジア(もちろん架空の国)からきたビクターが入国検査で
アメリカへの入国を拒否される。クラコウジアで内戦が勃発し、無政府となってしまい、国が消滅してしまった
状態となったのだ。無国籍状態のビクターは空港のターミナルから出るなといわれてしまう。
そこからビクターの言葉も通じない、知り合いもいない孤独なサバイバル生活がコミカルに描かれていく・・。
一見、主人公の孤独な生活が描かれていくのだが、その一つ一つの行動がくすっと笑えるように描かれるのが
トム・ハンクスの演技とスピルバーグの演出が光り、コミカルで楽しく、そしてやさしく描かれていく。
なぜ、ビクターはNYにきたのか?なぜビクターはターミナルに居続けるのか?ということを隠しながら話は展開し、
ビクターは恋に落ちる。不倫を続けるスチュワーデス(キャサリン・ゼダ・ジョーンズ)である。
このときから少し、本筋から離れ、ラブ・ストーリーへ。。
周りの友人も巻き込みながらビクターの片思いを成功させようとしていくというラブ・ストーリーの典型が展開される。
これはこれで面白いのだが、明らかに時間稼ぎのように見えてしまう。ビクターのターミナルに残るのは何のため?という
目的が曲げられるようになる。
そしてその目的が明らかになると、その目的のスケールの小ささに落胆してしまった・・。
全体のテンポはよく、笑いもあり、最後のジャズ・バーのシーンは心打つものはある。
しかし、もっと本当の主題を盛り上げていってほしかった。
★☆
ターミナル(2004年:アメリカ:the terminal)
監督:スティーブン・スピルバーグ
製作:サーシャ・ガバジ
ジェフ・ナサンソン
出演:トム・ハンクス
キャサリン・ゼタ・ジョーンズ
サミュエル・エル・ジャクソン
Trailerをみるいかにも感動を誘うような感じに仕上げられている。
うわさによるとアメリカのTrailerと趣旨が違うらしい。
トム・ハンクス主演=感動ものという概念が日本にはあるようだ。
今回もなけるのかなぁ?と思って見にしまうオレもいっしょか。
ストーリーはというと、アメリカのJFK空港でクラコウジア(もちろん架空の国)からきたビクターが入国検査で
アメリカへの入国を拒否される。クラコウジアで内戦が勃発し、無政府となってしまい、国が消滅してしまった
状態となったのだ。無国籍状態のビクターは空港のターミナルから出るなといわれてしまう。
そこからビクターの言葉も通じない、知り合いもいない孤独なサバイバル生活がコミカルに描かれていく・・。
一見、主人公の孤独な生活が描かれていくのだが、その一つ一つの行動がくすっと笑えるように描かれるのが
トム・ハンクスの演技とスピルバーグの演出が光り、コミカルで楽しく、そしてやさしく描かれていく。
なぜ、ビクターはNYにきたのか?なぜビクターはターミナルに居続けるのか?ということを隠しながら話は展開し、
ビクターは恋に落ちる。不倫を続けるスチュワーデス(キャサリン・ゼダ・ジョーンズ)である。
このときから少し、本筋から離れ、ラブ・ストーリーへ。。
周りの友人も巻き込みながらビクターの片思いを成功させようとしていくというラブ・ストーリーの典型が展開される。
これはこれで面白いのだが、明らかに時間稼ぎのように見えてしまう。ビクターのターミナルに残るのは何のため?という
目的が曲げられるようになる。
そしてその目的が明らかになると、その目的のスケールの小ささに落胆してしまった・・。
全体のテンポはよく、笑いもあり、最後のジャズ・バーのシーンは心打つものはある。
しかし、もっと本当の主題を盛り上げていってほしかった。
★☆
ターミナル(2004年:アメリカ:the terminal)
監督:スティーブン・スピルバーグ
製作:サーシャ・ガバジ
ジェフ・ナサンソン
出演:トム・ハンクス
キャサリン・ゼタ・ジョーンズ
サミュエル・エル・ジャクソン