東京映画日記

映画の鑑賞記録、映画情報へのコメント、個人の日記なんか書いてきます。毎日更新できるといいなぁ。

ハウルの動く城

2004-11-29 18:10:57 | 映画
「千と千尋の神隠し」から約2年、ついに宮崎駿監督の新作「ハウルの動く城」を見ました!
実は劇場でジブリ映画みるのは恥ずかしながらも初めて・・。期待に胸を膨らませて劇場へ行きました。
劇場内は700人ほど入るところで満員。さすがと思いながらポップコーンを食べながら開始をまった。

始まって、さすがに城の動きに思わず感動。CGとセル画の一体となった画はすばらしかった。
ずっと画のすばらしさに魅入ってしまった。
即座に主人公の少女のソフィーが登場、若いが声が少々あっていない。。。
倍賞千恵子の声がどーもあわない。ハスキーな女の子と思って気にしなかったが。。
早々についに今回かなり気になっていたハウルが登場。声が木村拓哉。これはなかなかいい感じ。
やはり、キムタクは声までかっこいいのか・・?
声の違和感は最初だけだった。ジブリ映画はいきなりわけもわからず「事件」巻き込まれていくのが
常で、やはり今回も唐突に荒野の魔女ののろいのせいでソフィーがおばあさんに。
(荒野の魔女は後々かなり笑わせてくれるのだがそれは劇場でどうぞ)
このときもいきなりおばあさんになったのはいいが、中身まで一気におばあさんに。。
普通は中身は若いままじゃないの?と思ったのは自分だけだろうか?
この後はネタばらしになってしまうので・・。

今回の作品はラブ・ストーリー。ジブリ作品ではあまり取り入れられていないジャンルの作品となった。
友情、家族愛、ロマンなどのテーマは過去にあったが、今回は少し的はずれだったような気がする。
あまりにも二人の心が近づいていく描写があまりにも少ないと思った。
そして戦争の最中に二人が互いに守りたいと思う気持ちが伝わるのだが、ラピュタであったような
戦争の恐ろしさがまったく伝わらずクライマックスも盛り上がることなく終わる。
それにソフィーの容姿が若くなったり、老いたりと感情によって変化するようだが、あまりにも説明がなく
この世界観を理解するには時間が少ないのだ。

独特の世界観を曲げずに見せていく宮崎駿監督の作品らしいといえばらしいが今回はあまりにも
伝えるものが大きすぎたのかもしれない。

★★☆

「血と骨」と「座頭市」

2004-11-24 00:29:36 | 映画情報
うーん。
仕事で忙しくてしばらくかけなかった・・・。
いかんいかん。

久しぶりに「座頭市」をDVDでみた。
ちょっと前に「血と骨」を見て久々に北野武監督の作品が見たくなったので借りに行くのも
面倒だったのでもってる「座頭市」を見ることにした。

久々に見て感じたのがビートたけしという人は本当のカリスマなんだと。
「血と骨」ではずっとめちゃくちゃでわがままで暴力的で利己的な男を演じて、
スクリーンに出たときには怖い、ばけもんだと思いながらも次は何をやらかすのだろう?と
いう期待感をもたせ、「座頭市」では立ち回りでは一部の隙もない最強の居合いの達人を
立ち回り以外では人の気持ちが見える人を、とそれぞれの形でこれはやはりビートたけしの
雰囲気が観客を飲み込んだはず。ここまで独特の雰囲気で観客を魅了できる役者は少ないと
思う。
「血と骨」では監督をやらずに役者として、「座頭市」は監督兼、役者として今までの
「キタノブルー」ではなくエンターテイメントを目指した。今までキタノ作品とは二つとも
異なるが、ビートたけしの役者としての偉大さはどちらもにじみ出ている。

「座頭市」はお笑いあり、立ち回りありの本当のエンターテイメント!
最後のエンドロールのタップは圧巻でした。思わずこっちもタップしたくなる。笑
浪人の服部役の浅野忠信がまたいい味を出してる。木刀の試合で負け、浪人の身となり、
その敵も切れず、ただ妻の病を治すためにやくざの用心棒を続ける・・。
不本意ながらもやくざの用心棒をするやるせなさとそれをみて苦悩する妻の描写が悲しい。。
最後には座頭市に斬られるが、そのときの満足そうな死に顔が印象的。

北野監督は今度はどんな映画を見せてくれるのか楽しみだ。

映画の楽しみ方

2004-11-19 13:16:04 | 映画情報
今週は「ハウルの動く城」以外に気になる映画が公開しない・・。
(やっぱ配給会社がハウルといっしょはさけたかな・・?)

自分の映画の楽しみ方ってどんなん?って思ってみたので書いてみます。

基本的にはテレビ、劇場のTrailerなんかで見たい!って思った映画をチェックします。
それで劇場のチラシなんかも全部もってきちゃうんだけど、ちゃんと中身を見ない。
けっこう映画って先入観もっちゃうと、楽しめないことが多いかなと。

特に邦画なんかだと映画終わったあとに劇場でるときに
「やっぱ原作のほうがよかったよな~」とか
「あれじゃ、原作のイメージと違うじゃん」とか
よーく聞きます。いや、必ずかな?

確かに原作を読んで映画化を楽しみにしていた方はしょうがない。
でも映画化決まるとよく原作が文庫で出たりして映画の前によんどけーって
読んじゃう人いません?
そりゃ、300ページとかを上下巻を2時間にまとめるのも無理な話だと思いません?
だったら、原作は原作、映画は別物で楽しんだほうがいいと思いません?

一度、「黒い家」をビデオでみて原作を読んだら、殺人鬼がもう映画の大竹しのぶのイメージで
返って楽しめました。夜中に読んだので怖くて怖くて・・。

これを読んでるかたで
原作⇒映画の方がいたら、ぜひ、映画⇒原作を試してください。
絶対、違った楽しみができますよ~。



マイケル・ムーアのリベンジ!

2004-11-18 18:25:11 | 映画情報
「マイケル・ムーア、「華氏911」続編製作へ」

今年の8月20日のレイトショーで華氏911をみた。
マイケル・ムーア監督の「ボウリング・フォー・コロンバイン」を観てから彼の
次回作と聞いてさっそく見に行った。
はっきりいってあんまりドキュメント映画を観てなかったのもあって「ボウリング・フォー・コロンバイン」
はこんな風刺映画でも人を考えさせることができるのかと感心してしまった。
銃規制について取り上げ、アメリカで起きた銃乱射事件を背景にその事件は元々、銃を規制しないのがいけない、
銃使用に貢献してるのはライフル協会の会長の自宅へ殴りこみという大胆不敵な内容。
見た後はほんとに銃について1日ぐらい考えてしまった。本当に銃は必要?と。

そんな感じだったので「華氏911」に期待を膨らませて鑑賞した。
最初はのっけからブッシュ大統領とテロリスト、ビン・ラディン氏との関係、9月11日のテロが起きたときの
彼の行動などずっとブッシュ大統領をコケにしまくってる。知ってるネタもいくつかあったが、よくこれだけ集めたなーと
感心してしまった。しかし、途中でイラクで亡くなった戦士の母親がホワイトハウスの前で泣き崩れるシーンがちょっと
鼻についた。全てブッシュのせいにしたかったのがよーくわかる。戦争のむなしさを強調したかったのかもしれない。
ブッシュをこけにするという目的の映画なのでこれはこれで目的は達成されていると思う。
しかし、ブッシュ再選してしまい、マイケル・ムーア監督の負けが確定したのも事実。それをリベンジしようとはさすが。
今度はどんな風にブッシュをコケにするのかたのしみでしょうがないのは自分だけ??

ピクサーVSジブリ!

2004-11-16 18:00:02 | 映画情報
今日の気になる映画記事

全米興行収入、「Mr.インクレディブル」が2週連続トップ

ついにピクサーの新作がアメリカで公開され、「ファインディング・ニモ」
と同じような興行成績を収めてる。このままいけば、今年最大ヒットもねらえると思われる。
実を言うと筆者も大のピクサー好き。DVDも「バグズ・ライフ」、「トイ・ストーリー」、
「トイ・ストーリー2」、「モンスターズ・インク」、「ファインディング・ニモ」を持ってる。
もちろん、「Mr.インクレディブル」も鑑賞予定。

自分の周りだけかもしれないが、宮崎駿監督のジブリ作品を見に行くが、ピクサーの映画は見ないという人が多い。
「なぜみないの?」っという質問には「CGがやだ」、「アメリカのアニメつまらん」などが大半。やはり、
食わず嫌いが多いみたい。確かにジブリ作品には小さな頃から慣れた日本のアニメという親しみがある。
しかしながら去年のファインディング・ニモまで着実に日本にピクサー映画が浸透しつつある。
なおさら今年のジブリVSピクサーの戦いが楽しみだ。
ま、言ってしまうとジブリに軍配はあがるだろう・・。でもここはファンとして「Mr.インクレディブル」を応援したい。
あとは、次回の「Cars」でピクサー&ディズニーの最後の作品になってしまうのも惜しまれる・・。

しっかし、ピクサー映画は吹き替えか字幕でもまよってしまう。
「トイストーリー」のバズが所ジョージ、ウッディが「唐沢敏明」が抜群にはまってた。
それから劇場では字幕、DVDでもう一度みるときは吹き替えとみるようになった。
今年のたのしむぞ~!

「Mr.インクレディブル」公式サイト

saw

2004-11-15 00:55:41 | 映画
土曜にSAW見てきました!

久々にがつん!って頭をたたかれたような映画でした。
内容は・・(ネタバレなのでご注意!)

目が覚めると老朽した地下室のバスタブの中・・。そして足には鎖、
目の前には自殺した男の死体と、同じように鎖でつながれた男が一人・・。
犯人はある条件を満たせば、この地下室から脱出できると教える。
その内容は理解したとき、二人は身を凍るような気分になるのだった・・。

二人の監禁だけを見れば密室でのサスペンス、かつてのヒット作「CUBE」
を思い出される方も多いだろう。「CUBE」は謎だらけで終焉となった。
しかし、この映画はこの二人の関係と犯人とのゲーム、とその犯人を追う刑事が主軸なのだ。
宣伝文句は「CUBE MEETS SEVEN」としている。
確かに密室で行われるゲームと殺人ゲームの手がかりに探す二人の刑事。
宣伝文句とおりのように思われるが、犯人発見までの経緯、犯人の動機、そして終焉と
「CUBE」と「seven」と似ているだけで本質は違うと思う。
そこを考えさせるのは宣伝として成功なのだろうが。そして、あとでパクリだと
言わせないようにしたのか?

犯人の「ジグソウ」は猟奇的な殺人をすべてゲーム仕立てで行っている。
猟奇殺人の内容もかなり今までの猟奇殺人ものの中でも上のほうだろう。
映画が終わったあとに気持ちわるいと言っている人を多くみかけた。。

(ここからネタバレ)
最後のほうで犯人がばれ、二人は助け出されて終わりかーって思った瞬間、駄作だと確信したが。。いきなり、内容は一気に加速。最初の脱出方法は実行されるわ、犯人は別にいるわで
久々にカウンターパンチ食らっちゃいました。まさか、犯人があんなところにいようとわ・・。
じゃ、あの人8時間もずっと・・?とか考えるとかなり無理ないか~?って思ったり。(笑)
でも最後のシナリオの加速と最後の「game over」とのひとこと、やられました。
最近、犯人がころころ変わる映画がいっぱいあったが。(「ワイルド・シングス」とかね。)
これは独特の雰囲気を保っててよかったと思う。
最後の最後までゲームと言い切るところが特に気にいりました。
ぜひぜひこれは劇場でみる価値があると思われ、推薦します。
あ、デート映画にはむいてないかも~・・。
★★★(4★で満点)

海猫とコニー&カーラ

2004-11-12 14:06:46 | 映画情報
【今週末の気になる封切り映画】

「海猫」(日本(2004))
公式HP
出演:伊藤美咲、佐藤浩市、仲村トオル
監督:森田芳光「失楽園」「模倣犯」「阿修羅のごとく」

・やっぱり言わずと知れた伊藤美咲のぎりぎりという濡れ場が見ものかと。
 最近、少しずつ演技が光ってきた伊藤美咲。個人的にはすごく好きな女優。
彼女がブルーリボン賞の佐藤浩市との夫婦としての競演がすごく見てみたい。
見たい度:★★★

「コニー&カーラ」(アメリカ(2004))
公式HP
出演:ニア・ヴァルダナス「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」
   トニ・コレット「シックス・センス」「アバウト・ア・ボーイ」
監督:マイケル・レンベック

・幼なじみの二人が殺人事件を見てい、逃亡中にロサンゼルスで男装してゲイパブの舞台にたつことに・・
といったストーリー。単なるハリウッドのドタバタB級映画っぽい。それもそのはず。
人気TVドラマ「フレンズ」のマイケル・レンベックが監督をやっている。
こういうドタバタ映画案外すきなんだよねー。最初から最後までドタバタして明るく楽しいやつが。
しかもショーも「シカゴ」のミュージカル・ディレクターが教えてこんだらしい!
女性が男装してショーっていう型破りも楽しそう。
見たい度:★★☆

とかいてはいるが。。
最近見たくて見てないやつが多い。
「コラテラル」
「モーター・サイクル・ダイアリーズ」
「今、会いに行きます」
「オールド・ボーイ」
「SAW」
「霧と砂の家」

とりあえず、今週末は「SAW」と「オールド・ボーイ」をみるぞっ!

サッカー映画

2004-11-11 12:03:38 | 映画情報
今日の気になる映画記事

「ベッカム、映画デビュー決定!」

制作費1億で、監督は「ラストサマー2」のダニー・キャノン。
それも3部作で全部にベッカムの出演がきまってるそうだ。

レアルも2位まであがったけど最近ベッカムでてない・・。
肋骨折ってる最中にそんなこと考えてたとは。
この映画にはラウル、ジダンもでるっていうし・・。
1サッカーファンとしてはまずはバルサに完勝して1位独走してからにしろー!って言いたくなる。

このまま行くと「最近のレアルは~」とサッカーのブログになりかねないのでここらへんで。

サッカー選手が出てた映画をあげてみる。

「勝利への脱出」(原題:Escape to Victory、アメリカ(1981))
⇒くわしくはgoo映画で
・なんとあのサッカーの神様、ペレが出演してる!
学生のころビデオ借りて見ました。ペレのバイシクルシュートのシーンを何回も何回も巻き戻して見てた。
ペレでもあのバイシクルシュートは何回か撮りなおしたとか。
でも出演がシルベスタ・スタローンやマイケル・ケインってけっこう豪華。

「陽だまりのイレブン」(原題:?、ブラジル(1998))
⇒DVD情報
・残念ながら見てないです・・。でも現日本代表監督ジーコの出演映画なので見ないとっ。
内容は・・家族向けスポーツ・ドラマ。少年チームの監督を演じるらしい。
しかもジーコが二人になるというSFチックな話!?
最近DVDが出たみたい。

よくよく考えると・・・
「ベッカムに恋して」って?これもまた見てない・・。
本人ってでてなかったっけ?映像だけ?


はじめてのブログ

2004-11-10 18:23:49 | 映画情報
はじめてのブログだぁ。

映画の鑑賞記録、映画の記事に関するコメントをかいていこう。
ほぼ日記だな・・。

んで今日気になったニュース。

「「スター・ウォーズ エピソード3」の日本公開日が決定!」
やぁ~~~~と!日本の公開日決定!2005年7月9日!
サブタイトルも「シスの復讐」と決定!

trailerもみちゃいました!ダースベイダーもちゃんと出てきていい感じ。
それにまたあのヨーダの剣さばきもありそうでかなりワクワク。
来年までまちきれな~~~い。

また、DVDで復讐・・、でなくて復習しておかなくてわ。

trailer はスターウォーズの公式サイトで。
http://www.starwars.com/