東京映画日記

映画の鑑賞記録、映画情報へのコメント、個人の日記なんか書いてきます。毎日更新できるといいなぁ。

いつのまにか夏・・

2005-07-19 02:00:44 | 日記
久々に日記を書いて見ます。

今日は海の日で世間一般はお休み。オレはこの暑い中会社へ・・。前の会社のときから休日出勤はたまにしていたが、この連休は休んでおきたかった。なぜかというとまだ有給がないのです。よって夏休みなんてものはございません。10月にならないと有給はなく、休めば欠勤扱い・・。体ぶっこわしたらどーすっかな?
もちろん給料なんてものは前の会社の半分以下。生活も貯金なんかできないし、ギリギリ。でも前よりは仕事は楽しいと思ってる自分がいる。この業界でなんとか生き残っていきたいと切実に願う。

今日は暑い中会社いって何をしたかというと、編集室であるクライアント(ハリウッド大手)のトレーラー作成。どういうことをやるかというと、海外のトレーラーに日本用のテロップをつけるのだ。「超大作」、「アカデミー賞受賞!」などをトレーラーにそって付け加えていくのだ。トレーラー自体は2分足らず。しかし、テロップつけるだけで2時間もかかる。1分半のトレーラーを作るのにもものすごい時間がかかるのだ。大本の海外版トレーラーがあったとしても翻訳して、テロップをphotoshopできれいにして、編集室でタイミングを合わせて、テロップに動きをつけたり。俺は何をするかというと編集室で作業をしてくれるオペレーターさんに指示を出して、作業に対してOKを出したり修正してもらったりということをする。編集室のオペレーターさんは映像編集、音声編集のプロであり、はっきりいって知識ではこっちはかなわない。しかし、クライアントと窓口になっているのはうちらであり、それをちゃんとオペレーターに伝えないとクライアントの考えるものと違うものができてしまう。今回はけっこうテロップに動きをつけたり、影をつけたりと凝ったものになった。クライアントにあまりお金をもらってないので凝りすぎといわれてしまった・・。できるだけ見積もりにそったものを作成しなければならないのも難しいところ。

このほかの作品のフォーマットを変換などを行って5時間ほど編集室ですごしたあと、会社にもどって今度はDVD用のチャプターリスト作り。チャプターリストとは何かというとDVDに必ずといっていいほどチャプターというものがついている。このチャプターのないようにそったタイトルをつけるのだ。今回は英語のチャプタータイトルをもとに日本語のチャプタータイトルを考えて作る。とりあえず作って上の人に見せるとあっさりとOK。英語そのまま訳したものとかもあるし、こんなもんかな。自分が考えたものがDVDとして発売されるのだからちょっと嬉しい。

少しずつ映画、映像界のことは理解してきた。でも、最近プライベートではいいことなし。
「なんか夏らしいことしたいなぁ・・」と思いながら帰ってきました・・。特に昨日は横浜のみなとみらいの花火だったのに、家で仕事で扱ってる映画のVHSをずっと観てた・・。さすがにへこんだ・・。
ま、夏は始まったばかり、いいことあるはず!