アクリルと倉之助

絵とクラリネットと魚と具沢山日記

黒黒とした闇の表現

2024-02-13 00:21:20 | 美術

一昨年、六本木でやってた

「水木しげるの妖怪百鬼夜行展」が

地元で開催されているので

行ってまいりました。

ちなみに一昨日は

「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」を

再度観に行きましたので、

(相変わらず親父さんがカッコいい…)

この三連休は水木先生フェアを

自主的に催した感じになりました。

 

作品はもう、はい、言わずもがな

凄い画力ですし、想像力に加え

調査力が本当に凄いです。

昔からある妖怪の形は変えずに継承し、

でも、人々の驚きや臨場感は

背景によってリアルに表現し、

形のわからないものは様々なものから

ヒントを得て形を与えていく。

南方の国の仮面なども参考にされていますが、

そのうちの1つの山爺なんて

小さい頃は南国の仮面がモデルなんて知らないから

日本の山奥にぬっと立っている姿が

違和感と妙な説得力とで薄ら怖いのに

目が離せない感覚をずっと持っていました。

水木先生の本などを読んで南国の仮面が

モデルであることを知ったとき、

水木先生の意図とは違うかもしれませんが、

日本の妖怪に異国の仮面を持ってきて

妙な違和感や恐怖感を生じさせていることに

驚愕しましたね。

 

今回は六本木の時には無かったグッズが

いくつかあって、我が家が

鬼太郎にまみれつつあります。

誘惑に弱すぎる。

 

今回のコラボメニューは、

塗壁のフレンチトーストです。

きな粉がたっぷり振りかけられており、

一口食べた瞬間に喉の奥で

砂かけ婆が暴れ倒してるかのごとく

きな粉が舞いますのでご注意ください。

目玉の親父のビーフシチューと

一反木綿のカフェラテは残念ながら

売り切れておりました。

リベンジしたい…。

 

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