ほぼひと月前に千葉県に深刻な被害を与えた台風15号ですが、規模ではそれを上回る今回の台風19号は東日本全体に甚大な被害をもたらしたようです。台風19号の影響で宮城県内は記録的な大雨となり、降り始めから午前5時までの雨量は丸森町・筆甫(ひっぽ)が594.5ml、仙台で383.5mlにも上りました。
降水量が800ml以上になることも少なくない西日本の集中豪雨に遭われた方々からすれば、それほど大した雨量ではない、と思われたかもしれません。しかし東北地方は西日本に比べ台風の被害は少ない傾向があり、雨量が1時間に30mlになれば相当な大雨となります。そのため「記録的な大雨」なのです。何しろ今回の雨量だけで年平均降水量の3~4割にも達したのですから。
降水量が800ml以上になることも少なくない西日本の集中豪雨に遭われた方々からすれば、それほど大した雨量ではない、と思われたかもしれません。しかし東北地方は西日本に比べ台風の被害は少ない傾向があり、雨量が1時間に30mlになれば相当な大雨となります。そのため「記録的な大雨」なのです。何しろ今回の雨量だけで年平均降水量の3~4割にも達したのですから。
これまで九州や四国などで雨量が800ml以上という話を聞き、それほどの大雨ではどのような状態で降っているのだろう?と思っていました。滝のように、或いはバケツをぶちまけたような有様なのか……と想像していました。雨量は劣るものの、宮城県でも似たような現象が起きるとは想像も付かなかった。
ニュースで報じていた「これまで経験したことのない大雨」が現実化、「これまで被害のなかった地域でも被害が出る」ことになったのです。仙台に住んで半世紀以上になる私も、今回ほどの大雨は初めてでした。
超大型台風が接近しているため、昨日は1日中家にいることにしました。食料品などは前日までに買い置きし、不要な外出はせず家に滞在した方が安全ですから。ТVでは夕方頃から激しい雨になると報じており、実際にその通りになりました。昨日の午前中はむしろ霧雨に近い弱雨で、嵐の前の静けさといった感がありました。
それが夕方になると非常に強い雨となり、窓ガラスを叩きつけるように降っているのが雨音だけで分かったほど。今回はこれまでの大雨と違う、と思いました。
夜が更けるつれ雨は激しくなり、ТVではどのチャンネルでも台風関連ニュースを流していました。繰り返し宮城県内全域に「大雨特別警報」が出たと発表されましたが、「大雨特別警報」自体にピンと来ない県民もいたかもしれません。
殊にキャスターが決まって、「命を守るための行動を」というフレーズを幾度も強調していたことが印象的でした。命を守るための行動って具体的に何?、とツッコミを入れた視聴者もいたかもしれません。私が思い付くのは不要な外出はしない、避難は明るめに、水や非常食などを備えておくこと……くらいでしたが。
暴風雨は6時頃までには止み、こちらでは午前中から晴天となりました。強風は午後でも収まりませんでしたが、雨が降らない分マシでしょう。台風のために宮城県各地で停電や断水となりましたが、他の都県でも被害状況は変わらないようです。
各地での河川の氾濫が停電や断水を引き起こし、水に漬かった住宅地を見るのは辛いものがあります。台風では毎年のように被害が出ますが、東北でも西日本レベルの天災が起きるとは言葉もありません。
仙台でも停電となった所がありますが、私の住む地区では停電や断水もなくガスも使えます。家の近くには山や河川がないことが幸いしました。台風15号による千葉県の被災では暑い折、電気や水道が使えないのは大変だ…と思いましたが、冷暖房の要らない時期でも停電や断水には完全にお手上げです。
震災が起きる度に人工地震による陰謀説がでますが、11日付の「痛いニュース」には、「台風19号は安倍首相が起こした人工台風」とするツイートがあったことが載っています。人工台風説には吹き出しますが、被災者には笑えない話に他なりません。
台風19号の被害の全容はやがて明らかになるでしょう。被害状況には驚愕させられるものもあると思いますが、復旧だけは「人工」で行う以外ありません。東日本大震災もそうだったし、時間を要しても必ず復旧するはずです。ともあれ、被災地の1日も早い復旧を祈るばかりです。
今日の帰りの時点でも朝通行できた橋(水害時
でもここは大丈夫と思って遠回りした橋)が上流の
栃木の増水で通行不能!橋を求めてさまようう羽目に!震災の時も同じ目にあってなあ・・・・。
今の職場は自衛隊の勝田駐屯地を通ります。ここは施設科(工兵)の学校。災害や戦時に道路 橋の補修や仮設橋をつくったり 重機の操縦などの教育の場。災害派遣の常連部隊ですね。今日さっそく災害派遣の横断幕を掲げた車列を見かけました。
震災時は大量の車列をよく見かけましたが今日は
それほどでもありませんでした。あの時よりはマシ
ですね。
政府はこれを(報道機関も含めて)ひた隠しにしていますが、これは大事件ではないですか?
いかにお仕事といえ、大水害のなかでのご出勤とは大変でしたね。しかも18時閉店とはトップの人は何を考えているのやら。店長の存在に救われますが、帰宅もまた一苦労だったそうで、自然の猛威にはほんとうになすすべもありません。
台風が過ぎ去っても増水が収まらないことを、遅まきながら今回初めて知りました。さらに震災時には茨城県で川の増水のために橋が通行止めになっていたことも知りませんでした。こちらでも同じような所がありましたが、津波報道に隠れてしまった印象です。
おそらく勝田駐屯地の自衛隊員は東日本大震災でも大活動されていたはずです。東北方面はもちろん全国から支援部隊が続々と被災地入りしていましたから。それなのに河北新報は芸能人のボランティアより報じないのです。
ただ原発事件となると、どの国も隠ぺい工作に走ると私は見ています。かつてのスリーマイルやチェルノブイリ原発に限らず
フランスもかなり怪しい。原発事業は巨大な利権を生むからではないでしょうか?反原発派もまた利権獲得に血眼になっています。
現代では電気なしの暮らしは考えられず、クリーンエネルギーも難しいですよね。残念ながら今回の水害被災者にとって、福島原発は小事件でしょう。
核兵器を持っていなくても原子力技術を保持していることは安保において大きなアドバンテージになります。だから、平時においては技術(特に技術者や専門家)を原発関係で確保しておく必要があります。逆に言うと敵性国家はそれを潰したいので反原発を煽ります。(原子力船「むつ」とか可哀想でした。)
また、日本の立地なら、中国やロシアが開発中の海上浮揚式原子力発電所も一案なんですけどね。兵器のない原子力空母みたいなものですが、米原子力空母の発電量は40万kwと10万人規模をまかなえ原発並です。
もちろん、反原発→反空母→反安保は繋がっているわけですが。
あと、今回は、放射「脳」の方々がほとんど騒いでないので大丈夫でしょう。
また、大事件の場合の人・物・金の大きな動きを隠蔽することは、民主主義国においては非常に難しいと思います。(隠し資金だの隠し部隊だの言い始めると陰謀論に嵌ります。)
しかし、仙台郊外の農家は新聞報道からも被害は甚大なようです。とにかく被災地の復興を心よりお祈りいたします。
原子力船「むつ」は戦艦大和も含め昭和の三大バカと言われましたね。かつてはそれに共感しましたが、反原発を煽る連中の背後に敵性国家がいるのはバレバレ。それをカムフラージュするため環境やら平和を訴える。
米原子力空母の発電量は10万人規模をまかなえるほどとはスゴイ。さすがアメリカです。残念ながら、反原発→反空母→反安保は繋がっていることを知らない日本人も結構いるでしょう。さらに反憲法改正も繋がっているのは書くまでもありません。
住宅が浸水した映像だけで、さすがの放射「脳」連中も声を上げ難いと思います。役場や病院まで被害が出ていますし。ゴルバチョフ時代にせよ、旧ソ連さえチェルノブイリ原発事故を数日遅れで発表しました。いかに政府が報道機関に圧力をかけても、民主主義国家では情報を完全に封じるのは無理です。