徳島オフ終了後、自分は一人吉野川沿いの県道を遡上して一人裏徳島オフを敢行しました。
目的地は徳島道・土成IC近くの土成町にあるコインスナック(このネーミングがすでに昭和レトロ)御所です。
ここには日本中で恐らく唯一稼働中のボンカレーの自販機があるのです。POPの仁鶴師匠が若い!!師匠がCMしてた頃って自分が小学生の頃ですから30年近く前の自販機です。自販機に貼られた「新発売」の文字がステキw
販売価格は一食¥300-。甘口は売切れてましたが辛口は販売中。硬貨投入してボタンを押すと間髪入れずにこのような形の商品が出てきました。包装紙のフォントがステキ。
現在SAなどにある焼きおにぎりやホットドックの自販機は冷凍食品を内蔵したレンジで温める方式ですがこの自販機はパック詰めの白飯とボンカレーのパックを常時高温で保温しているようです。これは電気代もかかるし商品の日保ちもしなさそうです。
包装紙を外すとギッチリ詰まった白飯とプラのスプーン、ボンカレーゴールド辛口の袋が登場。どちらもすごく熱々です。さっそく開封して飯にかけるとカレーが溢れそうで溢れない絶妙な配分量。量もそれなりにあり食べ終えると「もう晩飯いらね~」となるほど満腹になりました。
ここにはもう一台レトロ自販機が稼働中です。うどん(生麺)を機械内で湯通しして丼で提供するタイプの自販機です。これも今じゃすっかり見なくなりましたね。ここは天ぷらうどんときつねうどんの二種類が販売中。しかも一杯¥250-とボンカレーより安い!これは電気代もそうですが水(お湯)の補給もあるからいっそう維持管理が大変そうです。
どちらもこのコインスナックの管理人の情熱(むしろ意地か?)で稼働している自販機たち。しかし一旦故障してしまうともう修理はきかないでしょう。一日も長く稼働する事でこの昭和の遺産を残していってほしいです。
いや~ほんとに稼働してたな。それこそこの自販機でボンカレー買った記憶って子供の頃両親の実家へ遊びに行く道中に夜中のSAで一度あったかなって位ですから。ちょっと昭和の香りを感じた裏オフでした。