面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

選挙は難しい

2019-04-22 22:48:08 | 政治
統一地方選挙が終わった。ひそかに「日本第一党」を応援していたのだが、当選者を出すことはできなかった。選挙は難しい。

日本の市区町村は大選挙区制を採っているので何人か滑り込むかと考えていたが甘かったようだ。浮動票を取り込めば何とか当選できるかと考えていたが、知名度が足りなかったのだろう。

「日本国民党」は推薦4人のうち2人が当選したのだが、自民党公認と維新公認であり、日本国民党から当選者を出したとは言い難い。

保守かどうかは微妙なのだが、「NHKから国民を守る党」は47人が立候補し、26人が当選。現職13人と合わせて、「NHKから国民を守る党」の所属議員は39人となった。「NHKから国民を守る党」という党名がインパクトを与え浮動票を獲得したのではなかろうか。

「幸福実現党」も19人が当選したようだ。「幸福の科学」信者の票か浮動票か。主張はそれなりにまともなのだが、やっぱりカルトだろう。

日本第一党はネットで政治に関心を持つ層にはそれなりに知名度があるかもしれない。しかし国民の全てが政治に関心を持っているわけではないし、ネットをやらない人もいる。何より票を入れてくれる国民(住民)は少ないということだろう。

いや、ネットは星の数ほどホームページやブログ、SNSがあるから日本第一党の党名は私が思うほど知られていないのかもしれない。

尋常ではないやる気さえあれば誰でも地方議員を狙えるのではないかで書いたように当選者を出すには候補者が駅前で「朝立ち」をしなければならないのかもしれない。

川崎市議会選挙も今回の統一地方選挙(前半戦)で行われたのだが、日本第一党が当選者を出すには川崎市の選挙区(川崎市は中選挙区制)で最も乗降客が多い駅前で選挙期間外にも演説をする必要があったのだろう。

川崎市は「ヘイトスピーチ規制」に名を借りた言論統制条例を制定しようとしている。そもそも地方公務員の国籍条項を初めて廃止した自治体が川崎市なのである。在日朝鮮人が不法占拠している土地から立ち退かせるために法外な「立ち退き料」を支払ったのも川崎市であった。

川崎市は人権都市というより左翼都市なのだ。そこに切り込んでいくのだから選挙期間中の選挙活動だけでは当選することは叶うまい。しばき隊などの反日極左集団に妨害されることもあるだろう。

また川崎市に限ったことではないが、都市部は一般に投票率が低い。投票率が低いことは組織票を持つ自民党、公明党、共産党に有利に働く。連合は国民民主党を支持しているのか立憲民主党を支持しているのかよくわからない。

そのことも浮動票頼みの日本第一党には不利に働いた。まあ投票率が高まれば得票数も多く得なければならないが。

反緊縮財政、反グローバリズム、反構造改革の政党はなかなか現れない。

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