面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

公務員採用には待遇改善と就職氷河期採用を

2024-06-21 18:16:34 | 政治
国家公務員の人気が下がっているようだ。特にキャリア官僚は長時間労働や薄給、やりがいのなさなどで東大卒から敬遠されているようだ。国会質問に答えるために長時間残業を強いられるのは莫迦莫迦しいことこの上あるまい。いやしくも閣僚なら国会質問には自力で答えるべきなのだ。日本以外の先進国はそうなのだから。

またノンキャリの国家公務員には就職氷河期世代の採用を積極的に検討すべきだ。いくつかの自治体が就職氷河期世代の公務員採用をした際は採用人数に数百倍する受験者が現れた。今の大学生は公務員になれなくても就職先には困らないが、就職氷河期世代は未だに生活苦を強いられている。ノンキャリの国家公務員として実力が十分なものは大勢いよう。彼らを採用して就職氷河期世代の救済と公務員の不足の補いをしたい。

~~引用ここから~~
国家公務員のなり手不足解消へ試験改革 一般職で専門試験課さない区分創設も

国家公務員のなり手不足解消へ試験改革 一般職で専門試験課さない区分創設も

人事院は19日、国家公務員のなり手を広げるため、一般職(大卒程度)で、法律や土木といった専門試験を課さない区分創設を検討する方針を明らかにした。同日公表の年次…

産経新聞:産経ニュース

 


 人事院は19日、国家公務員のなり手を広げるため、一般職(大卒程度)で、法律や土木といった専門試験を課さない区分創設を検討する方針を明らかにした。同日公表の年次報告書(公務員白書)に盛り込んだ。各省庁の人材確保は「危機的な状況にある」とし、中途採用拡大も含めた試験改革を進める。

 「キャリア官僚」と呼ばれる幹部候補の総合職ではすでに、専門試験を課さず、グループ討議などで総合力を問う「教養区分」を導入しており、受験者が増えている。時期は未定だが、一般職でも同様の区分を設ける方向。一般職の係長級職員を民間から採用するため、省庁合同試験の新設も検討する。

 白書では、成績優秀者のボーナスの上限引き上げも言及。「実行できる施策には早急に着手し、公務員人事管理の抜本的なアップグレードを講じる」と強調した。
~~引用ここまで~~


国民の夢は正規公務員になること - 面白く、そして下らない

~~引用ここから~~
氷河期採用枠600倍応募 兵庫県宝塚市の職員雇用 2019.8.30 22:09 政治 地方自治(産経新聞)

 バブル崩壊の影響で就職難だった30代半ばから40代半ばの「就職氷河期世代」を対象として正規の事務職員を募集していた兵庫県宝塚市は30日、3人の採用枠に全国から1816人の応募があったと発表した。倍率は約600倍。市が想定していた最大500人を大きく上回った。

 市によると、来年3月末時点で36~45歳の高卒以上が対象。職歴と資格は不問で、今月19~30日が募集期間だった。9月22日に実施する1次試験の筆記試験会場は、当初予定の市内3カ所から10カ所に増やす。

 中川智子市長は「改めてこの世代への支援の必要性を強く感じた。同様の取り組みが他自治体や企業にも広がってほしい」とのコメントを出した。
~~引用ここまで~~


2019年なので少々昔だが、就職氷河期世代が救済されていないことに変わりはあるまい。日本は政府に限らず生え抜き、プロパーを好むが、ノンキャリの国家公務員まで生え抜きばかりでなくても良いだろう。

採用試験は筆記と面接。それで良い。筆記試験はキャリアには専門試験を課さずとあるのでノンキャリの試験も少し工夫する余地があるだろう。私には思い付かないので人事院任せだが。

就職氷河期世代に安定した雇用を与えればその中から多少は結婚して子供を生む人達も出てくるだろう。少子化対策にもなるはずなのだ。政府が就職氷河期世代を国家公務員に何人採用するかに掛かっているのだが。

これも財務省が緊縮財政を止めるかどうかだ。緊縮財政では国家公務員に満足に給与も支払えないからだ。数千人くらいは就職氷河期世代の救済のために採用して欲しいのだが、財務省が緊縮財政を止めなければ採用できない。

また地方公務員は非正規公務員が多すぎるのだ。これも自治体に金がないからだ。財務省の緊縮財政のせいである。自治体に正規公務員がいないのでマンパワーが足りない。地方交付税交付金を増額して増やしたいところだ。

そしてキャリア官僚に東大生がなりたがらない問題はやはり薄給と長時間労働にやりがいのなさだろう。キャリア官僚の給与は上げるしかないし、長時間労働の是正には国会質問の回答を官僚に作らさせる今のあり方を止めるべきだ。それだけで十分是正される。

首相と閣僚の国会答弁に官僚を関与させない。それだけでかなり長時間労働とやりがいのなさから解放されるだろうが、首相と閣僚の方が回答できないだろうからな。それをどうしたものか。

また官僚の給与を上げるにはやはり財務省の緊縮財政を止める必要がある。財務省の緊縮財政。これが日本の全ての癌なのだ。これをやめない限り日本再生はないのである。

新聞は財務省の犬で毎度毎度もっと緊縮財政でやれと記事と社説を書く。繰り返すことがプロパガンダの要諦だから国民が新聞を読まなくても世論は作られていく。不買・解約をもっと加速させ新聞の影響力をなくしたい。私がブログでしているように反論するのも良い。今の新聞は日本の癌でしかない。

テレビも財務省の犬なのは変わらない。テレビは見ない方が良いが、スポーツやドラマ、バラエティ、アニメなどで見たい番組は見て構わない。面白い番組なら時間の無駄ということはない。時間潰しのためにつまらない番組をだらだら見るのが良くないのだ。その時間は睡眠時間に当てる方が百倍は有意義だ。ネットで政治に意見するのも良いだろう。財務省の緊縮財政に反対の世論を作らねばならない。

政治不信が広がっている。東京都知事選のようにエンタメ化なら良いが、金儲けのために立候補者させるのは駄目だ。国民が白けてしまう。政治をショーのようにして投票を促すのは悪くないはずだ。小泉純一郎の郵政選挙のようになっては困るのだが。

最後にランキングボタンを押してくれるようお願いする。ランキングが上がればより多くの人に読まれるし、私の気持ちも上向くからだ。

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