面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

漫画『ベルセルク』について少し

2020-04-29 23:53:27 | 漫画
近頃は漫画アプリ「マンガワン」と「マンガパーク」で漫画『ベルセルク』を読んでいる。単行本を購入したことはなかったが、ブックオフなどでよく立ち読みしたので内容は覚えている。ダークファンタジーの傑作と言って良い面白さだ。

『ベルセルク』は大変面白いのだが、ダークファンタジーなので人によっては駄目かもしれない。グロい描写は少なくない。

『ベルセルク』の主人公であるガッツが扱う巨大な剣「ドラゴンころし(作中では斬魔刀とも)」は敵を斬れば斬るほど威力が増し、肉体を持たない霊的な存在にも届くようになるという設定が子供の頃空想していた「最強の剣」に似ている。こんなに巨大な剣ではなかったが。

『ベルセルク』はどうも作者が完璧主義者らしく背景なども時間を掛けて丁寧に書かなければ気が済まないようなのだ。私も中学時代はノートを完璧に仕上げることに労力を費やしていた。

だから休載ばかりで話が全然進まない。高校時代に友達と帰りにブックオフで立ち読みした頃からは流石に話は進んでいるが、スローペースだ。完結まで描かれると良いのだが。

平成元年から連載が始まったが、まだ40巻にしかならない。

それでいて作者は新しい漫画の連載まで始めてしまった。創作家が本当にやりたいなら仕方ないのかもしれない。あるいは人間一般も真にやりたいことはやるべきなのかもしれない。だが読者としては『ベルセルク』に集中して欲しいとも思うのだ。

最新刊の40巻は流石に無料では読ませてくれないので、買うしかないようだ。ブックオフで立ち読みできるかもしれないが。

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