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今回、吉太郎が行なっている「行政訴訟」のもとになる原因は、
KDDIの度重なる違法行為である。
その為、この行政裁判を説明する前に、まずはKDDI事件の説明を行なう。
次回の準備書面にも出す予定であるが、少なくともKDDI事件は6つある。
① エーユー携帯電話不正割引事件
プレナスに対してエーユー電話料金電気通信事業法31条第9項違反行為
② 上記事件での虚偽の報告事件
総務省からの上記調査に対して虚偽の報告、隠蔽工作行為
③ 平成14年4月19日業務改善命令(電気通信事業法第31条第9項違反)
KDDI電気通信事業法第31条第9項違反行為
④ 業務改善命令に対する虚偽の報告書提出事件
上記業務改善命令後の虚偽の報告書提出行為
⑤ 平成16年2月5日業務改善命令(業務改善命令に対する命令無視事件)
再度業務改善命令電気通信事業法第31条第9項違反行為
⑥ 業務改善命令無視事件に対する虚偽の証言、隠蔽事件
前業務改善命令を無視に対する虚偽の発言行為
上記、六つ(まだ他にもあるのだがきりが無い)ある。
私とKDDIが争った、問題も発端は、エーユー携帯電話不正割引事件であった。
当時(平成13年8月ごろ)、私は携帯電話及び通信システム、通信機器を提案し通信料のコスト削減を行なう会社として、多数のお客さんにシステムを提案していた。
提案に関して、まずは以前の通話履歴から導入時のシュミレーションを作り、実数をはじき出すという、いたってわかり易い方法で顧客に提案し、納得してもらい商談を進めてきた。
そんな時、株式会社プレナス(現ホットモット親会社)から、「提案してほしい。」との依頼がきた。「通信費が下がるかどうか、確認したい。」との事だった。プレナスから通信費の履歴を取り、シュミレーションを立てた。当時プレナスはPHSを利用しボイスワープ連絡を使い各連絡事項を徹底していた。当方はそれらを携帯電話に換えることにより、数十万円の通信費が削減できることを提案した。これには、さすがにプレナスも驚き、(PHSから携帯電話に変更することにより通信費が下がること。)すぐに検討したいとの返事が来た。
しかし、今回の提案に、KDDIが横槍を入れてきたのである。当社企画提案が、多分プレナスからKDDIにもれ「自社にも同じことができる。」主張してきたのである。
当時私は、数社の携帯電話の販売も行なっていた。プレナスの要望により、「より安携帯電話会社での提案を望む」との事で、J-フォン(現ソフトバンク)での提案を行なった。料金面から考えれば、確実にJ-フォンが安い。
しかし、結果、プレナスの採用は、KDDI、エーユー携帯電話であった。プレナス担当者から「KDDIが特別割引をしてくれ、安かった。」との回答であった。「特別割引をしてくれ、安かった。」とは、考えられないことである。プレナス担当者は嘘を言っているのだと思っていた。
後日、プレナスから、KDDIから導入した携帯電話がうまく使えないと、私に相談の連絡が入ってきたのである。私は内容を聞きにプレナスと会い説明を受けた。その中で、KDDIがプレナスに行なった方法ならびに、割引額まで聞くことが出来た。
プレナス担当者が言った、特別割引が行なわれていたことが確認できたのである。
その方法は、年間割引を初年度から最大に割引く方法であった。当時、携帯電話会社は電話サービスに関する料金を、約款にて総務省に届出なければならなかった。要は届出た約款とは違う料金で、サービスを提供していたのである。
私は事実確認ができたので、すぐにKDDI本社に内容証明郵便にて事実の説明を求めた。
KDDIから説明に来たのは、法人営業グループの野口裕史部長と斉藤裕二課長補佐であった。KDDIは不正割引について全面的に認め、改善することを説明した。しかしその経緯についての説明は、はっきりせずあいまいな回答であった。
ここで、野口裕史部長であるが、福岡銀行の出向社員でKDDIでは福岡銀行のコネクションを使い営業活動を行なっていたのである。プレナスにも福岡銀行の出向社員が監査役としていた。(これはプレナスの担当者からの話である。)
しかし、不正割引が発覚した以上KDDIのやり方は、当方に対する営業妨害である。私は、総務省に調査を依頼したのである。
また、携帯電話だけではなくマイラインについても、プレラス担当者から不正割引の話が出たため、総務省に調査を依頼した。平成14年2月25日のことであった。
この当時、私は知らなかったが、KDDIは地方公共団体に対する不正割引の件でも、総務省から調査を受けていた。
簡単に記載したが、エーユー携帯電話不正割引事件の概要は以上である。
次回は、上記事件での虚偽の報告事件を掲載する予定である。
KDDIがどのような会社か、KDDIに公共事業である電気通信事業を任せてもいいものなのか、電気通信役務を利用している各自が考える機会になればと考え、事実関係のみを掲載していきます。
聞きたいこと質問等あれば、メールにてお願いします。
吉太郎より
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