荒井山から

札幌は荒井山に家がある。東京-札幌-旭川-富良野-札幌と異動。室蘭を経て札幌へ。江別に行きまた戻った。もうすぐ退社だ。

恩あるそば屋

2007年03月15日 16時41分36秒 | 

Soba_1 「せんねんそば」15日。

前日深夜、同期と軽く飲んで、昼に起き、軽くそばを食べに行った。藪そばは暖簾が外されていたので、どこにしようか? ダイソーでゴミ袋と靴べら、会社用のコップを買ってから、浅草駅前の立ち食いそば屋に立ち寄る。

 グリーンてんぷら=野菜てんぷらそば350円。枝豆が入っている。そのほかは、春菊、人参、たまねぎのかき揚げ。香ばしくてよかった。ここは、今回こちらに移ってから、店でそば食ってから店主にカーテンがどこで売っているか聞いて、初めは首をひねっていたが、何とか思い出してもらって、古い下町の金物屋というか、何でも屋みたいな店を紹介されて助かったことがある。帰りにお礼を言いに立ち寄ったら、非常に喜んでくれた。まあ、恩義ある店だ。そばは、すごいうまいというわけではなく、隣の立ち食いそばの方がいつも込んでるけど、まあ、恩があるからね。

 立ち食いそばは、昔、西葛西に住んでいたころ、駅下の店が繁盛していた。めかぶや春菊なんかうまかったなあ。そばに春菊という取り合わせが好きになったのは、ここでだろうか。札幌でも三越でてんぷら買って帰ったものだ。せんねんそばでは。えびとゲソ、そしてこのグリーン(野菜)の三種のかき揚げがある。


新橋芸者です

2007年03月13日 00時02分25秒 | 映画

Photo_108 「女組長」江波杏子主演。12日、浅草名画座。

1970年、マキノ雅弘監督。成田三樹夫、佐藤允。

明治末期。新橋駅の荷役を扱う、ゐ組の組頭が殺された。組頭の娘は蔦吉と名乗る新橋の芸者だった。殺したのは実は仕事を狙っていた沢木組の組長と悪徳政治家。鳶吉はそれをうわさで知り、復習しようとする。

鳶吉役を江波が演じる。色っぽさと気風のよさ。新橋芸者は知る由もないが、纏を持ち、踊る姿がりりしい。成田三樹夫が組を裏切る役、悪徳政治家は金子信夫、鳶吉を守るのは津川雅彦、実の母は山田五十鈴、芸者役に水野久美、そのほか伴淳三郎、フランキー堺など。みんな若い。

 この後、小林明と浅丘ルリ子の「高原児」っていう、別府の牧場を舞台にしたウエスタン的映画をちょっと見たが、疲れて途中退席した。


これぞ浅草3本立て

2007年03月12日 23時18分41秒 | 映画

Photo_107 「野性の証明」1978年。10日、浅草新劇場。

森村誠一原作、角川映画第3弾。高倉健と薬師丸ひろ子が「親子」役となる。公開当時は見に行かなかったので、初めて見た。自衛隊の全面協力がなければできない映画だが、角川春樹の志向性をみれば当然か。当時から制服組大好きって感じだもんな。その集大成がYAMATOであり、青き狼ということになるのかな。粗も目立つが、それはそれで楽しめた。陸自特殊工作員の健さんが優しさゆえに、組織から離脱を余儀なくされ、最後には組織に躊躇なく歯向かう。当時の薬師丸ひろ子はなかなかいいね。

 3本立てで、ほかの2本のひとつはは「人生劇場/新飛車角」。沢島忠監督、鶴田浩二、佐久間良子、長門裕之、加藤嘉など、1964年作。鶴田浩二が戦争から帰って、妻だった佐久間良子を探し出す。戦後の義理も男もない世相に腹を立てる。そして、一途に生きようとするのだが。

もうひとつは「でっかいでっかい野郎」。1969年、野村芳太郎監督作。渥美清、岩下志麻、香山美子、長門裕之、大野しげひさ。渥美清が小倉の車引き役で、無法松と呼ばれ愛されている。「あたりき、しゃりき、車引き」ってストリップのお姉さんと馬鹿話をこく。伴淳三郎も元気。みんな若かった。

いい3本立てだった。ただ、終わると9時ごろなのは、一日がもう終わりって気になった。


安いよ カツカレー

2007年03月12日 22時31分56秒 | 

20070312145909_3 「カレキチ浅草店」台東区花川戸1(メトロ浅草駅前)

12日昼すぎ、2時過ぎていたのでランチも終わりだろうと思い、さくっとファストフード店へ。通勤途中、地下鉄駅に降りるところにカレー屋があったことを思い出し、そこへ。中に入って食券を買う。プレーンのビーフカレーは290円。写真のカツカレーは390円。ほかにいろいろトッピングができる。ステーキカレー590円ていうのもあったな。

味は辛さの中にもリンゴのようなチャツネのような甘さがあり、結構うまかった。カツは大きくないが柔らかい。揚げたてと言うわけにはいかないのだろうか、衣が少々油っぽいのが難点。それでもこの値段なら。先日のラーメンといい、安くてそこそこの味なら良としたい。でも体に良いとは言いにくいなあ。ハンバーグなんかもある。スープとサラダつきのセットは160円増し。ほうれん草ベーコン、かつ、ソーセージ、卵など7つのトッピング満載の特盛りカレキチスペシャル950円は若者しか食べられないが。


大空襲

2007年03月11日 18時25分52秒 | 

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「写真で伝える 東京大空襲の傷あと・生き証人」鈴木賢士著 高文研

10日が東京大空襲から62年。1945年3月10日の空襲は、今の台東区、墨田区、江東区に大きな被害を与えた。9日には道内の2人を含む112人が国に損害賠償と謝罪を求めて東京地裁に国家賠償訴訟を起こした。

 10日、墨田区に住む私は、台東区浅草の公会堂で開かれていた資料展をのぞいた。会場入り口には今の松屋付近から写した浅草、本所付近の写真があった。ほとんど瓦礫があるばかり。当時の地図には被災地が赤く描かれていた。写真は黒焦げの死体。乳飲み子が母親の近くで息絶えているのをみると、胸が張り裂けそうになる。野坂昭如の小説などで色々書かれていたが、改めて胸に迫る内容だ。

 展示会を主催する実行委員会委員長の中川文子さんから話が聞けた。79歳の中川さんは女学校に通っていたが、女子挺身隊として本所の郵便局に勤めていた。亀戸でろうそく工場を営んでいた父親と二人暮らし。というのも、母親と4人の弟、妹はすでに新潟に疎開していた。深夜、空襲警報が鳴り、防空壕へ。外が騒がしかったので、出てみると、空が真っ赤だった。リヤカーを引いたり、リュックを背負ったりして逃げる人々。どんどん火が迫る。逃げるに逃げられず、父と一緒にうずくまっていた。火の風が巻き起こって、立っていられないのだという。隣で、息子を守ろうと覆いかぶさっていた母親が、一瞬の火の風で髪に火がついて、火だるまになって飛んでいった。周りはどうすることもできなかった。男の子は「許してくれ。許してくれ」と泣き叫んでいたという。

 中川さんは語り部として小学校へ行って体験を語ってきた。「当時は日本がどんな状況かわからなかった。軍国少女として、絶対勝つまでは、と思い込んでいた」。何事も隠された世の中はおかしいと訴える。「党派とは関係なく、ボランティアで続けてきた。ただ、子供たちが憲法9条を守ろうと言ってくれるのがうれしい」。これからも体が続く限り続けるという。

 本の内容が後になりました。3月10日に限らず、空襲での被害の証言を載せている。写真もかなり多く、今も残る大きな傷のあと、地獄絵図ともいうべき当時の再現図など、戦争を知らない私たちの胸を深くえぐる内容となっている。

 後ろの章に、今回の裁判の話も。この裁判は、軍人・軍属が手厚い補償をしているのに、一般の国民は補償されていないという主張だ。国民が等しく受忍しなければならないという「国民戦争受忍論」を打ち破ることができるのか。海外では軍人・軍属と同様に補償されているところがあるという。道内でも多くの空襲があり、犠牲者もたくさん出ている。裁判の行方を注視したい。


100円玉2個でお釣りだぜ

2007年03月11日 16時26分55秒 | 

Photo_104 「びっくりラーメン180円 本所吾妻橋店」東駒形2。10日昼。

夜勤明けで、昼飯を食べようと家を出た。「今日は浅草の藪そばかな」って、そこへ向かっていたのだが、途中、向かいの道路側に「180円ラーメン」と赤く大書された看板が目に入った。チャレンジ精神が頭をもたげ、店に入る。結構広い店で、カウンターのほかにテーブルがいくつもあった。2時前だったので、客は3人だけだったが。

 180円(税込み189円)のラーメンだけではすまないと思い、180円(同189円)のギョーザも頼んだ。何とセットで350円(同368円)。単品で頼むより10円安いのだった。食べた。量は少なめだが、結構いけた。こしもあるし。スープも昔ながらの薄口しょう油味。ギョーザはへなこちょこだったが、まあいいだろう。この値段だし。このほか、チャーハンのセットとか、ラーメンも100円アップの塩ラーメンなどがある。ビール300円。

 後ろにいた中高生2人組の一人が、「チャーシュー丼追加」って頼んでいた。チャーシュウー丼はチャーシューとキムチが載っている小さなどんぶりだが、200円。これなら小遣いでも食べられる。「らーめん一番」というHPみると、大阪のチェーン店だそうで、厨房はセントラルキッチンなどで省人化。卵入り多加水麺を自家工場で一括製造。それらが安さの秘密とか。150万円あればフランチャイズ店も出せる。大阪を中心に関西、関東、福岡あたりに広がっているようだ。どうだ。札幌でやてみないか。昔、会社の食堂のラーメンも安かったが、味らしい味があまりなかった。ここのはコストパフォーマンスは高く、それなりに味があるぞ。侮りがたし。


これもうまい

2007年03月08日 00時05分47秒 | 

20070307135218_1 20070307140143 「キッチンイナバ」7日。

東駒形2。家の近くの本所吾妻橋駅のある交差点に面している。先日行ったモンブランの二軒ぐらい左にある。左写真はナポリタン。サラダと具入りスープがついてきて970円。安いと言うわけじゃないが、結構リーズナブルだ。というのも、中に入ったえび2匹はプリプリ。味付けが良い。粉チーズも大きめのカップに入って、削りたてって感じ。

 ライブドアグルメってはじめて見たけど、ココに載っている。かなりほめている。「チュウボーですよ」によく取り上げられているようだ。入り口に、このナポリタンがどっちの料理ショーに取り上げられたって宣伝している。どんなもんかと思ったが、うまかった。下町の洋食屋の雰囲気。ほかに、ピラフやハンバーグなど。1時半過ぎ行ったが、客は一人だけ。その後、常連が来て何としょうが焼きを頼んでいた。しょうが焼きは確かにメニューにあった。テレビはNHKが流されていて、その日は加賀丈史が出ていたが、その常連は新劇の水谷良重が太って驚いたという話をしていた。

 右の写真は、隅田川沿いの例のアサヒビールのビル。水彩画らしいが、いい味出している。良いなあと思って、写真を撮るが、これはマスターが描いたそう。なかなかいい雰囲気の店だった。今度はパジリコのスパゲッティーを頼んでみよう。

 食事の後、少し散策。日常品や食料を買ってきた。どこに行ったかは、下のウインズ浅草の話に書き込んでいます。


いい雰囲気ですウインズ浅草

2007年03月07日 03時37分55秒 | ギャンブル

P506ic0001245447_1 P506ic0001114373_2 4日、JRAのウインズ浅草。あやしい「ビール100円、ホルモン300円」の焼肉屋でビール3杯、ホルモン2人前を注文。競馬中継していたが、どうも胡散臭い雰囲気。メインレース前に出てきたが、ちゃんと900円プラス消費税45円だった。45円なかったんで、「50円頂戴」と言われたので出したら5円戻ってきた。階段であれおかしいと立ちどまって、おかしいと言うと。「ああ、間違えた100円ね」と100円玉を寄越した。日本語がちょっとおかしい、韓国か中国系の人と言う感じ。

 なにやら、時そば風の話だが、写真左横は、ウインズの横のP506ic0001179910_1ローソンで売っていた「チリビーンズパン」。食いやすく、結構うまい。缶P506ic0001310984チュウハイと撮ってみました。

写真上右は醤油のあべかわもちを売っていた。弥生賞は「モチ」と言う馬が出ていたのだが、ちょっと買ったけど。だめだった。写真下左は浅草ビューホテル前のテレビに群がる人。下右は警官に文句言ってるおじさん。酔っ払っちゃだめだよ。


うまい店発見

2007年03月05日 18時53分13秒 | 

Photo_103 「モンブラン」墨田区東駒形2 

1日昼にて。ランチ890円を所望。ステーキでした。なかなかリーズナブルな値段で、そこそこの味。サラダ、コーヒー付き。お得感いっぱい。浅草の雷門近くと、森下町の3店があるようだ。牛肉メニュー食べ放題、サワー飲み放題などユニークなメニューもあるようだ。肉だらけで、しょっちゅう行く店ではないが、カジュアルで、客あしらいも良好。たまに肉を食いたいと思ったら、ここにしよう。

 なお、この1日から職場が東京へ。居住地は浅草に近い本所吾妻橋。よろしく。


予備校時代はもっと辛かった

2007年03月05日 18時52分01秒 | 映画

Photo_102サミダ 28日昼。

北7西2 北ビル1F。数年前、予備校生だったころ、たまに行った。昔はターメリック(うこん?)で色付けされたライスだったが、いつのまにか普通のごはんに。干しぶどうが3個載っているのは同じだが。ひき肉のキーマカレー単品600円。コーヒーのセットで800円。大盛り150円アップ。口直し用の小さなシャーベット2個がついている。

 昔はもっとからかった気がする。ターメリックライスがそう思わせたのかな。今のようにカレー屋は少なかった時代で、友人の間ではここのキーマカレーは流行っていた。今では他に普通のカレーもあるが、ここはやはりキーマだ。昔はサモサ(カレ味の具が入った包み揚げ)なんかあったけ。確か、お母さんの旦那がインド人だったはず。場所柄、サラリーマンが多い。味はもう感動が少なくなったが、懐かしくなり、食べにきました。

 

 


昔の男女の出会い

2007年03月02日 14時41分53秒 | 映画

Photo_100 Photo_101 「カンバセーション」28日、シネマフロンティアで。

昔付き合っていた男女が、男の妹の結婚式で10年ぶりに出会う。画面を左右二つに分割された映像が、それぞれ男女にピントを合わせて写し出される。それぞれの心のずれ、離反、撞着などをが効果的に表現される。非常に面白い試みだ。男の未練、女の現実思考が見事に対比され、リアリティーをもって感じ取れる。

 サンキュー・スモーキング出演のアーロン・エックハート、「ビッグ・フィッシュ」「チャーリーとチョコレー工場」などに出ていたヘレナ・ボトム=カーターが男女の機微を好演。カーラ・ブルーニの音楽がいい。