晴れる屋の山ちゃんが呼び掛けた日本酒の燗酒の飲み会。日本全国の酒蔵が集合し、約200人が参加した。私も会社の同僚と出席。会場では行きつけの店の常連客A氏とも会う。神亀などおなじみの酒もあり、なかなかの盛況ぶり。食事も日本酒に合うコース料理だった。冷や酒でがぶがぶという感じではなかったの
で、酔いはあまりなく、その点でも良かった。同僚は最初飛ばしすぎたのか、最後は寝てしまった。
食事は「鮪とアボガドのタルタル仕立て ウズラのポーチドエッグ添え」「鰊のマリネと紅芯大根のラビオリ見立てとアスパラガスのスモークサーモン巻き」「蟹クリームのサバイヨンソース焼き」「じゃが豚とキノコの塩味スープ胡麻風」「サーモン銀聖のバルサミコ酢風味 牡丹海老のパンチェッタ焼き モロッコ添え」「豚角煮と大根の壺蒸し」「わんこそば穴子煮と卵焼きのせ」「あんみつと抹茶アイスクリーム」。美味しかったけど、量が少ないのは仕方ないか。
参加したのは 宮城・金の井酒造、荻野酒造、山形・鯉川酒造、新潟・逸見酒造、富山・成政酒造、埼玉・神亀酒造、神奈川・川西屋酒造、大矢孝酒造、三重・森喜酒造、タカハ
シ酒造、兵庫・田治米合名会社、大阪・秋鹿酒造、鳥取・梅津酒造、諏訪酒造、香川・丸尾本店、福岡・旭菊酒造。
場所は台東区雷門2-18で、都営浅草線の出口に近い。今回の2年間の東京暮らしの最後にと、実兄と飲んだ。2階席に行き、ここはいわし料理が豊富だと聞いていたので刺身などを注文。なかなか新鮮。ただ、ちょっと量が少ないかな。最近は高級魚とあっては仕方がないか。昔は銀座のいわし料理屋によく行ったっけ。このほか焼き鳥などを注文。サワー類がたくさんある。私のトラブルについて、なぜ連絡したかったのかと言われる。まあ、
あのときは会社のことしか考えられなかったのだ。仕方がない。兄も会社のことでいろいろ愚痴が出る。全くサラリーマンってつらい? たまには互いに愚痴るのもいい。兄の長男がアメリカへ留学するということで、お祝いする。
このあと、家の近くの「稲垣」へ移動。ここ でも焼き鳥などでワインかなり飲む。兄が途中トイレから迷ったらしく、戻れなくなってしまった。急に携帯が鳴ったのだ。それはさておき、楽しい夜だった。
浅草で飲むのもこの日が最後となった。途中のうんこビルが私たちを見下げていた。でかいな。
写真のマグロや焼き鳥は「稲垣」で撮ったもの。右上の長屋門は翌日撮ったもの、ついでに居酒屋富士もこれも雷門のちかくにある。立派に大きな通りに面しているのだが、なかなか渋いいい店だ。これは会社の先輩と行ったっけ。付き合いの長い人だが、最近はいろいろ年をとったせいか、いい話題にならないのが寂しい。一層の活躍を祈ります。あ、右下の店は日中撮ったものだが、一度行ってみたかった店だ。よくいく、オオゼキ雷門店のうらにある。そう、知る人ぞ知る「鷹匠 寿」だ。もっと年取って、脂が抜ければ行けるかな。
「草の花」24日夜、西新橋1-21-2
会社の仕事で友好関係にあるのが同業他社の2社だ。計3社の担当者を束ねている事務局のメンバーと2社の担当者、そして私とバトンタッチしてくれる先輩との合計6人と。送別会兼引き継ぎ会議だ。仕事の話も含め、盛り上がる。私ごとのドタバタはさておき、いろいろ気兼ねなく付き合ってこれたのが幸いだった。少々私には荷が重い、異分野だったのだが、いろいろ教えてもらった。感謝、感謝。店は古民家を改造した今風の店で、韓国料理が出た。なんか福永武彦の小説のような名前だが。そういえば、息子さんの話も出てたね。
深酒はできないので、1次会で終わりましたが、何はともあれ、関係者諸氏にはこの1年、お世話になりました。本当にありがとうございました。また昭和40年(以前)しばりで、歌いまくりたいですね。これからも、縁があるはずと信じています。
「桔梗家」23日夜
同じフロアの上司と同期のTと3人で。八丈島から帰ってまっすぐの足でやってきた。店は両国橋に近いうなぎやどじょう、なまずを出す老舗だ。おいしい料理に、焼酎。へろへろになりました。ものいえば唇寒しという風潮をみんなで蹴飛ばし(蹴るのは良くないけど)、「元気出せ」という言葉に思わず涙が出る思いでした。
「Ich bin der」俺はそれだ。俺は俺だ、何物でもないという意味だろう。「随所に主となれ」というのは「臨済録」の言葉だ。「随所作主。立処皆真」
つまり自分のアイデンティティーを忘れるな、主体的に生きろということだ。
ごちそうさま。いろいろ、ありがとうございました。それにしても出ると決まってから送別会続きだが、人の心の暖かさを 知る今日この頃だ。
尚、写真は翌日近くを通ったので店を。朝青龍の店もついでに。
千代田区丸の内2で地下鉄千代田線の二重橋駅から近い所のビル内。「祢保希」と書く。土佐料理の店で、都内に何軒かあるチェーン店だ。皿鉢料理、それにクエがある。
部内の送別会だ。あまり飲む気もせ
ず。あいさつもしたくはなかったが、送ってくれる人に悪いので、少しした。不快にさせたくない。
私も言いたいことはたくさんある。だが、言えない。言わない。結局、口を閉ざすしかないのだろう。今の私には人権なんかないのだ。
貝になる。下を向く。顔を上げられない。どうしてか。この状況の中では、相手に聞き届けられないだろうし。いくら心で反省していても。
悔いはない。だって自らまいた種だから。落ちた犬は叩かれるしかない。
もちろん一次会で退散。10年前の東京からの異動のときも送別会は苦かったが、今回はどうだろう。
悔いはやはりあるよな。
それにしても悔いじゃなくて、クエは脂っこいね。
さあ、ここは知る人ぞ知る店。そう、浅草寺の裏の方だ。住所で言うと台東区浅草3-21-8。雷5656会館の近くだ。浅草観音裏柳通り沿い。 そばは更科系でもちろんうまい。かなりの水準だ。それに種ものが豊富で、にしんそば900円なんか絶品だ。ニシンが中に入っていて、最初はゆずの風味のかけそば、それが中盤ニシンのほっこりした味が登場して来る。寒い時には、かき南そば1100円もいい。でかいのがたっぷり入っていて、ぷっくりとしてうまい。どちらも平たいネギがいい。とにかく酒も飲めるし、つまみも豊富で、こんな店が家の近くにあれば最高だ。そばやとすし屋は近所のがいいそうだが、本当だ。昼間は混んでる時も多いが、夕方は結構空いている。接客も含めて、仕事が丁寧
。とにかく、下手な有名店に行くより、ここが絶
対にお勧めだ。
コンサート帰りに、ジャズ仲間といっぱいひっ かける。五反田駅のガード下に、ビニールで囲んだ一角だ。なかなかウナギの寝床のように長い。カウンターや2、3、4人用に各種テーブルがある。まず生ビールで乾杯。各種名酒もある。だが今日は軽く。互いに一昨日飲みすぎていたし。緑茶ハイ350円を何度か頼む。つまみは焼き鳥。皮、ハツ、砂肝、シロ、軟骨など一本100-140円ほどだ。シロはたれで、やはりペラペラのシロだ。室蘭の直腸シロならどんなに売れるだろうか。まあ、そんなにまずくはないのだが。
モツ煮込みなども注文するが、名物はコールスロー210円だ。さっぱりしてうまい。軽く引っかけるにはいい店だ。女性一人でもカウンターで、さっと飲んで帰っていった。
ネットで検索すると、昼間はカレーだけ出しているようだ。それも具もはっきりしないほどずっと煮込まれたサラサラカレーの上に、コールスローをかけるんだそうだ。うまいんかな。
映画を見たあと、会社の同僚と。相変わらず混んでいたが、うまく座れた。生ビールで乾杯。ドブネズミルックのサラリーマンのおっさんたちの中、同僚の恰好は少々若者好みで浮いていた気がするが(本人は俺は何を着ても様になっているとうそぶくのが常だ)。名物のトマトハイ、焼酎の玉露割り、その次日本酒を冷酒で。つまみはハムカツとホルモンのもやし炒めエシャロット。2時間近く、ぐだぐだと飲んでいて、その同僚が次の予定があるので別れる。ひとりで持て余すのも寂しいので、違う同僚に電話すると仕事中、また違う同僚に電話すると「ちょうど新橋駅の近くについたところ」とか。ラッキー。行き方を教えて、しかも近くまで迎えに行って、合流させ
た。そこで千福の精撰辛口を何杯か。厚揚げ焼きなどを追加して飲む。店に静かに出入りする、黄土色のネコちゃんの写真を携帯でバチバチと撮る。たぶん10時過ぎに終えたのだろうか。地下鉄で帰った。朝、頭が痛かった。抜けるような青空で、清々しい天気だったが、吾妻橋を渡る小学生たちにはこの痛さはわからないだろう。