19日「アオハライド」ディノスシネマズ旭川
「ホビット 決戦のゆくえ」
20日「愛の予感」蠍座
「友よ、さらばと言おう」
「おやすみなさいを言いたくて」シアターキノ
21日「毛皮のヴィーナス」シアターキノ
「ジェイソン・ベッカー Not Dead Yet 不死身の天才ギタリスト」札幌劇場
「バンクーバーの朝日」ユナイテッド・シネマ札幌
20日に2本見たが、これが蠍座の最後だ。残念至極。この数年は札幌におらず、それでもよく行ったつもりだったが。なかなか見れない映画を見せてくれた。本当に残念。
「ジェイソンベッカー」これは拾い物。ジェイソン・ベッカーとは誰か。ロックギタリストだ。
1969年、米国カリフォルニア州で生まれる。今や日本で人気のギタリスト、マーティ・フリードマンとコンビを組んで17歳で「カコフォニー」というヘビメタバンドを結成する(複雑な早弾きユニゾンにしびれる)。この後、ヴァン・ヘイレンのボーカリストであるデイヴィット・リー・ロスのバンドに抜擢されるのだが、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症してしまう。アルバム1枚に参加するが、成功が約束されていたツアーは参加できなかった。
普通なら、ここで闘病生活だけの話になるのだろうが、音楽への意思は強く、目の動きでコミュニケーション取り、あごの動きで作曲できるシステムでアルバムを作った。今も活動を続けている。
過去の映像を使って展開するのだが、何たって一日中ギターを持ち、弾きまくっていた。基本はロックだが、ジャズ、クラシックとジャンルを超えている。早弾きがすごく、バッハなんかも例外ではない。そしてオリジナル性。来日してクリニックを開くなど、日本でも結構ファンがいたようだ。D・リー・ロスと組み絶対ブレイク確実だったのだが。
終始、純粋に音楽が好きで、ギターが好きなことがよく分かる。彼の笑顔が良く、描き方もベタッとしていないので、いい。