さて、何の役にも立たない文法講座
『2歳児弁の文法』その1』からの続きです。
『パパ、アチイトゥテヨ!キャイ』
という文句を分解してみます。
『パパ』『アチ』『イトゥテ』『ヨ』『キャイ』
言葉の遅かった娘もこのように5語文を話すことがある。
この文章には『格』をあらわす言葉が入っていません。
『パパ』と、命令する相手を特定し、
『アチ』と、自分から遠いところを指示し、
『イトゥテ』と、「行け」の命令形(娘2歳児弁上での)で動作を指示し、
『ヨ』で、その感情を強め、
『キャイ』で、その言葉を述べる理由を相手に伝えています。
もちろん、そこまで考えての発言ではなく、文章丸暗記系の言葉っぽいが、この文章を元にいろいろと「作文」できるようになってきた。
『ママ!コチ、オッチン!』
『パパ!コチ!オニイサン(弘道お兄のDVD)ミル!オネス(おねがいします)』
『パパ!チーダィ(ちょうだい)ヨ!モー!!!キャイ!』
たいていの文章は「相手」、「方向」、「動作」、「目的」、「感情」の順で構成されています。
今のところ、「要求」と「主張」の作文しかできていないが、そのうち「疑問」や「報告」のような作文もするようになるのでしょう。
そして、「でんがな」「まんがな」の使い分けのように「です」「ます」も使えるようになるのでしょうか・・・。
この件は、新しい情報が入り次第報告する。(ファーイーストリサーチ社風)