１・４新日＜東京ドーム＞で注目した戦いは…

★昨年末に－２９．７度を記録した北海道 ・陸別町で，更にそれを下回る－３０.２度を記録したとか。 日本列島……各地でかなり冷え込んでるみたいです。


さて，毎年恒例 《新日プロ》の１・４東京ドーム大会が，深夜１時２０分から放送されていたが，皆さんはご覧になりました? 最近では殆どプロレス （雑誌やテレビでも）を見る事が少なくなってきたが，今回は見たい カードがあったので楽しみにしていたんです。

棚橋弘至とオカダ・カズチカの一戦を始め，ＩＷＧＰ５大タイトル・マッチ等のカードが組まれていたが……私が見たかったのはズバリ! 中邑ー桜庭のＩＷＧＰ インターコンチネンタル選手権戰の一戦のみ。別にベルトなんか賭けなくたっていい！

ベルトを賭ける意味はないのだが，タイトルの価値を高める…といった意味合いもあったのかと思う。 試合は私が思っていた以上に見ごたえある戦いとなった。大晦日の藤田ー小川が消化不良だっただけに，どっちが勝っても負けても白熱した攻防を…と思っていた。

飄々（ひょうひょう）とした桜庭からは想像出来ない……凄絶な桜庭がそこにいた。 新日では柴田勝頼とのタッグのみで，６戰６勝と負け無しの快進撃を続けるが，果たして 「総合」を経験している中邑とのシングル戦では，どんな戦術を見せてくれるか……。

短時間…腕や足を取られ，関節を決められたら中邑に勝ち目は無いだろうと思っていたが……中邑の気力と体力が少しばかり勝っていたと言う事なのだろうか！? 要所要所で見せる桜庭の関節技はサスガだ。 最後は腕ひしぎ逆十字を外し，中邑が ボマイェを決めた！

１１分１２秒…テレビでは少しばかり カットしてたが，見応えある目が放せない激戦だった。 今の プロレス界では馬場 ・猪木の様なスーパースターは不在だし，今後も出て来ないだろうが…極論ながらもその領域に最も近い存在に成り得るのが中邑ではないかと思う。 〈茨城〉