”世界”への片道キップ

◇先日…日曜の深夜，大阪での試合を終えたポーゴから電話が掛かってきたが，かなり上機嫌だった。

当初はチケットの売れ行きも決して良くはなかったそうだが，いざ蓋を開けてみるとかなりの人が詰めかけ……当日券が伸びたと，プロモーターでもあるポーゴは喜んでましたね。

毎回，大仁田との抗争を展開してるが…次回の《ＷＷＳ》は，７月２８日に埼玉・熊谷で行うという。


最近はＭＬＢに，ゴルフに，テニスに…と海外で活躍する日本人プレイヤーが目立って増えてきていますね。新聞やテレビを見るとＭＬＢではイチローを始め，黒田やダルビッシュ，青木に川崎，そして上原……と一昔前には考えられないほどに大活躍していますね。

ゴルフは石川　遼（最近は上位に出て来ないけど）に松山英樹，女子では宮里　藍を筆頭に有村智恵，上田桃子，宮里美香，横峯さくら…と，テニスは錦織　圭に¨ベテラン¨クルム伊達公子らが海外を主戦場に活躍してる姿を見ると嬉しいですよね。

逆に…昔は若手選手が海外へ¨武者修行¨に出てそれをステップに，帰国してトップ・イベンターに挑んで行った〈プロレス〉では，アメリカの勢力図が変わってきた事もあるけど，今では海外で暴れ捲る日本のレスラーは数える程。これは寂しい限りです。

かつての日本の若手レスラー達は，海外へ出掛ける事が¨トップ¨への仲間入りをする為の絶対条件だったし，私もファンの時にそんなレスラーの海外での動向が大いに気になったものです。目を皿の様にして雑誌や新聞を見ていたものでした。(笑)

日本を離れて何の伝（つて）も無く，何の保証も無いというのに¨一匹狼¨としてアメリカへ飛び立ち，トップ・イベンターまで上り詰めた関川哲夫のミスター・ポーゴが渡米してから今年で４０年を迎えました。何かイベントを考えてみたいと思っているのですが。　　〈茨城〉