諦めない気持ちの大切さ

★〈東日本大震災〉から２年……昨日の昼間はＮＨＫを始め，民放各局も一斉に震災から２年目を迎えた被災地の現状を伝えていました。

一昨日の夜，ＮＨＫ『サンデー・スポーツ』では，今場所新入幕の双大竜（写真）が，故郷 ・福島で幼稚園の園児を相手に戯れてる様子を映し出していました。

初土俵から８年，３０歳での遅咲きの双大竜は，地元の小学校での講演会で 「諦めない気持ちの大切さ」を訴えました。大学時代には腹膜炎で１年もの間，相撲を取れなかったという。

幕の内で最も軽い１２２キロの双大竜は，入門後もケガとの戦いだった，と言う。その双大竜は

「鍛えてくれる人はありがたい。でも，辛抱を与えてくれる人はもっとありがたい」

と言う母親の座右の銘を胸に，自身の相撲人生と福島の人達の想いを重ね合わせ春場所に挑んでいます。

夜も『ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ』や『エル・ムンド』等，ニュースや報道番組以外でも数多くの番組で〈東日本大震災〉関連の プログラムを放送していました。

岩手県釜石市を訪れて，被災者と触れ合う スマップの５人。 パリやニューヨークや無数の国々から，形は違うものの支援の輪が今も続いています。

震災当初は復興まで１０年ぐらいかかる，と言われていたが…ある番組を見てると，それが実感として感じ取れた。 未だ日本の何処かで毎日の様に地震が起こり，復興も儘（まま）ならない現状で，果して¨平和の祭典¨と言われる 〈オリンピック〉を，日本で開催すると言うのはどうなんだろう……。 　　　〈茨城〉