Invitation to W★ING

<東日本大震災>で被災された皆さまに心からお見舞い申し上げるとともに一日も早い復興をお祈り申し上げます。

2001年9月11日の思い出

2010-09-11 04:00:17 | 日記
◇あの”事件”からもう8年……と,ちょうど1年前にこのブログに<世界同時多発テロ>の時の思い出を書いたけど,やっぱりこの時期になると思い出しますね。
この時……2001(平成13)年9月11日,私は数日後の帰国を前にメキシコ市内の「ホテル・モンテマル」の自室で眠っていたのだが,スレイマ(女子レスラー)の電話でたたき起こされてしまったのだ。(笑)
促されるままにテレビを点けて見ると,何が何だか分からない様な”現実”が,そこにあった……。この日から飛行機は飛ばなくなって,メキシコになんと9日間の足止めを余儀なくされてしまった。
一年前のブログに書いた”9・11”の思い出には書かなかったが,実はメキシコから9月20日(現地時間)に,日本に向けて飛び立った際に”思わぬ人”に会ったのだった。それも同じ便に乗り合わせる事となった。
事件後,連日の様にいつ飛び立つのか分からないまま帰国便の予約電話を入れていたのだが,一週間ほど経って半信半疑ながらも,予約が入ったのだ。それまで,予約電話を入れる度に,「いつ飛ぶのか分からない」の一点張りだったので,やっと帰る事が出来るんだ,と”安堵”した。
私は,メキシコに行く時は殆どUA(サンフランシスコ経由)で行く事が多かったが,この時は予約が取れずデルタだったか……はっきり覚えていないが,UAではなかったのは確かだ。いずれにしろメキシコからの帰国便はべらぼうに朝が早い。まだ朝が明けない内にホテルを出なければならない。ましては,この時ばかりは,いつもより早めに出掛けていつた。
それでも,航空会社のチエックイン・カウンターには既に長い列ができていた。どのくらいかかったろうか,やっとの事で手続きを終え,出国ゲートに行こうとした時に,私の”視界”に知人の顔が映った……。一瞬アレと思ったが,立ち止まって振り返ったら,やっぱりそうであった。同じ列の後方に並んでいたみたいだ。その人も気付いたみたいで驚いていた。
その人とは『ゴング』誌の”ドクトル・ルチャ”こと清水 勉氏だが,彼はこの時にAAAの”トリプレ・マニア”を取材に来たみたいだったが,9・11の事故の影響で結局,大会には間に合わなかったと言っていた。この時はロス経由だったが,清水氏とは席も近かったし,色々と……プロレスの話なんかをしながら長旅の暇つぶしをした思い出がある。(笑)
あれから9年の歳月が流れ,『ゴング』誌も今はもう無い。清水氏とは昨年6月に”テッド田辺”の葬儀の際に会い,一言二言ことばを交わしたが,大分風貌が変わってしまっていた……今は何をしているのだろうか? 来年こそNYに久々に行って”Grand Zero”を訪れてみたい! <茨城>