その時は突然来る。
西原理恵子の本にこういう言い回しがよく出てますが、
この言葉、覚えておくと便利だったなぁと、
なんとなく思う事があります。
例えば交通事故にあった時とか、
ほんの一瞬で「あれ?」と思って、
体が動かなくなったと思ったら、
後遺症の残るケガで当分足が不自由になってたりして、
それで仕事も続けられなくなって、
そういうのも一瞬だったなぁと、
突然だったなぁと。
そういうのの他にもいろんな事で、
それまでの常識がいきなり通じなくなったり、
今まで普通にあったものがぷつっとなくなったり、
たまにそれが人生を大きく変えるものになったりするんだけど、
そういうのに初めて遭遇したり、
いろんな勝手が分からなくなっていると、
とにかく今までの常識で考えたり、
今まであったけどもうすでに無いものを求めたり、
とにかくもがいて、もがいて、もがいて。
私はそういうのに10年くらいかかった事もあって、
もっと小さい事、例えば転職とか体質の変化とか、
そういうのを入れると、
今まですごく小刻みにもがきっぱなしだったのかなと、
なんとなく振り返ってみてます。
もちろん、その言葉を覚えていたからって、
その場で全く慌てないというわけでもなく、
すぱっと完全に気持ちを切り替えられるとか、
次の流れを正確にするする掴んでいけるとか、
そんな風にスマートに行くものでもないけど、
そういう部分をひっくるめて覚えておくと、
「あ、これだ」っていう感覚が、
すごく大きな道しるべのような、
気持ちの土台になる事も、
よくあるような気がします。
本当にその時って突然だけど、
出来る限りでいいから、
心を穏やかに保って、
保てなければそういう自分を受け止めて、
そういう時間を過ごせればいいなと、
なんかそんな事を考えたりしてます。
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