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幸満堂neo

日本人が事実に目を向けるだけで、世界が変わります。

放射能ガレキは深海投棄で

2012年03月20日 01時04分14秒 | 原発・放射能関係
最近、野田総理が「人々の絆が試される」とかいって、
各自治体にガレキ処理をなんとかやらせようと大急ぎですね。
マスコミもやたらに「日本人の絆はなくなったのか?」と、
ガレキ処理を罪悪感でなんとかしようとしたり。

正直、原発関係はいろんな立場の方がいらっしゃるので、
気軽に話したくない部分が大きいんですが、
ガレキ引き取りを拒否したら、人間として疑われるなんて、
なんかもうなんだかなぁの世界になっちゃったな、って感じです。

ガレキを日本中に分散するという事は、核廃棄物を仲良く分かち合うって事ですよね。
そしてそのガレキからはみ出したりしみこんだりして、各地に散らばった放射性物質で、
今度は広範囲に渡って汚染物質が出来上がるわけです。

日本中に放射性物質が拡散したら、安全に暮らせる場所も、
安全に農作物や海産物を作る場所もなくなってしまうので、
結果、全ての人が安全な食べ物を手に入れることが出来なくなってくるんですよね。

これは自分達だけの問題じゃなく、被災地の方にだって安全な食物は必要ですし、
ベラルーシの子達がそうしてるように、たまにでも線量の低い場所に
ホームステイしたりってことも出来なくなったりして、
被災地の人を救うどころか、逃げ場の無い状況に追い込むだけになっちゃうわけです。


個人的には、放射性物質が含まれたガレキ(そうでなくてもいいんですが)は、
深さ1万メートルくらいの日本海溝の深海に沈めちゃえばいいと思ってます。



この言い分は私の想像以上にかなり批判の対象になってますが、
ポイントは深海ってとこなんです。

海に沈める=海洋汚染と思われてる方も多くいらっしゃいますが、
ある一定以上の水圧がある場所においては、その圧力によって、
海底に自然に沈むだけとなるでしょう。

またこの手法を使う場合、核物質を容器に密閉する必要があり、
その容器は水圧にも腐食にも耐えられるものでなければならないと
いう話もありますが、そこまでのものを用意する必要もまた無いと思います。
なぜなら容器が破裂するほどの圧力がかかる場所では、
放射性物質が拡散することが考えにくく、どのような形状でも
そのまま海底に沈むことになるでしょう。

現在見かける深海への投棄案は2000m~3000mというものが多い気がしますが、
この深さではやはり反対されてる方の不安もごもっともだと思います。
何より、ロンドン条約では最低でも4000m以下という事になってますし、
日本海溝という、とにかく深い最適な場所があるのですから、
ここでなら大丈夫なのではと思っています。



海底の生物に対して悪影響がある、結局自分たちの口に戻ってくる、
そのように心配されてる方も多かったです。
しかし、私が提案する1万メートル以上の深海となりますと、
私達が知ってる生物の生存環境とは全く異なるものとなります。

この辺はもう少し具体的に調べたいところではありますが、
この領域の魚を採って食べることもまずありません。
というか、それだけ深い海の底であれば、むしろかなりの高温となり、
私達の知ってる範囲では、生物は生存することが不可能ということにもなります。

ここでひとつ疑問があります。
確かに、海底1万メートルの深海に生物がいないと断定することは出来ません。
しかし、各自治体がガレキをひきとったとしても、
そのガレキを集めた場所にも、いろんな生物がいます。
陸上だったり、土の中だったり、地下水路が行き着く先の河川だったり。

ひとつはっきりさせておかなければいけないことは、
どんな場所でガレキの処理が行われることになったとしても、
それはあくまで地球上のどこで処理がなされるかの違いに過ぎない、
という視点が必要になるということです。

海に捨てたら海洋汚染、山に捨てたらもっとあちこちが汚染、
結局どこに運んだところで環境が無事なままでいられる場所はほぼ無いんです。
大きな土地を持ってる方が、ご自身の敷地内でガレキを引き受けたとしても、
それで他の場所が無事でいられるという事はまずありません。
発火すれば放射性物質が拡散、何十年後には地下水路に浸透して、
あたり一帯の水が汚染されてしまいます。生態系にも影響があるでしょう。

それにもうひとつ、大きな土地を持ってる方と言っても、
その人がいくら土地の所有権を持っていても、結局地球の一部です。
それを勝手に自分の所有物だからという視点で判断していては、
この問題が根本から解決することは無いでしょう。

そして何より大きいのは、地上で大気に触れたまま処理するということは、
核物質が何万年もその場にとどまり、広範囲に拡散し続けるという点です。
ほぼ永遠に収束を向かえる事はありません。

しかし深海1万メートルの日本海溝の海底であれば、
プレートが核物質を地球内部に引きずり込んで行く為、処分が可能になります。
大気に接触しておらず、水圧で海底から動くことは出来ないので、
どこにも拡散することなく、いずれ大きな自然処理場に運ばれていきます。
この方法で行けば、文字通り収束を向かえる事が出来るのです。



この方法でもっと問題になるのは、技術面よりも人の精神的な部分でしょう。
この方法は良心と細心の注意を持って事に当たらなければ、
海洋汚染の可能性が残る海域に投棄してしまうこともあるでしょうし、
何でも飲み込んでくれる自然の処理施設は、悪用することも可能です。
この場所があるからいいと、今までの状況を省みることなく、
不完全な核開発を続ける方も必ず出てくるでしょう。

それを考えたら、理由は違えど批判の多い今はまだいいのかもしれません。
しかし、ガレキ処理については、少なくとも方法の議論が急がれる状態です。
また、この方法をとると世界が黙っていないという方も多く見かけましたが、
先ほども申し上げたように、地球のどこに廃棄するかという違いだけで、
元々世界はTOKIOが食べて応援なんてCMを、ものすごく厳しい目で見ています。

日本国内の土地で処分出来ればいいとか、輸出すればいいとかっていうのは、
100年後、200年後がどうなってもいい、またはそこまで考えてない発想に過ぎません。
外国から観光客を誘致するにも、グローバルな社会が展開されていくにしても、
(個人的にはグローバル反対ですが)何かを輸出するにしても、
いろんな形で世界に放射能をばら撒き続ける結果になるだけです。
その時、世界が世論がどうのこうの、黙ってればなんとかなるの世界で済むのでしょうか?

それに、世界の海洋投棄は日本のものよりもっと雑で、
いろんな国が揃ってしたたかに放置し続けているのが現状です。
特に中韓露に言う権利は無いというほど、いろいろ捨ててくださってます。

ロシアは日本海にぼこぼこ核燃料捨ててますし、
韓国なんざ世界一の不法投棄国として、核物質だって何度もうっかり捨ててます。
以前こちらで扱ったエントリには、海洋投棄の規制をするにも、
そのシステムが整っていないため、企業から反対されたということもあります。
中国にいたっては言う必要がないほどでしょう。

その中で日本は確実に安全な方法を採るっていう話なんですし、
それにこれは、未曾有の大事故を起こした国の日本が、
これから世界で起こりうる事故の雛形として、
新しい安全なシステムを確立するという大きな役割を果たすことにもなります。

他所の国で同じことが起こっても、陸上で処分されれば汚染が広がりますし、
それなら海底で、と言ってもそのシステムが整ってなければ、
多くの方が心配されている海洋汚染が現実のものとなります。
しかも各原発の老朽化を考えると、それが世界規模で展開される事もあり得るので、
今システムを作っておけば、未熟な技術と精神で核開発に手を出さない限り
少なくとも核の廃棄に関しては、未来永劫無事が守られる事にも繋がります。
これが日本での話だからこそ、この提案が出来るのです。



というか、今でも実際は福一で海洋投棄が続いてるんですよね。
早いところどうにかしないと、心配のタネの海洋汚染がもっとひどくなるんです。
仮に福一で投棄をやめたところで、大雨や高波がきたらもう流れ放題です。
作業員や現場の人のやり方がどうのという問題ではありません。
今の現状ではこれしか手が無いからこうなってるんです。

だからガレキは一旦福一周辺に集め、処理場を作ってそこから日本海溝にどんどん送る。
やはりこれしか無いと思います。地元の方には大変申し訳ない発言ではありますが、
この先開発される技術次第では、やがて本当に安心して住める日が来るかもしれません。

でもそれにはまず、現存の原子力施設やガレキを全撤去する事が必須です。
施設の耐久年数やいろんな事を考えても、今の原子力は全廃する事が望ましいです。
そうすれば停止しても再臨界を迎える事なく、本当の意味で安全な脱原発が出来ます。

一旦とにかくほとんど資料無しで書きたいだけ書かせていただきました。
後ほど自分でも内容を精査いたしますが、その点ご了承いただけますと幸いです。



以前も紹介させていただいた、ネイティブインディアン、ホピ族の言葉です。

母なる大地から心臓をえぐり出してはならない、もしえぐり取ったならば、それは灰のつまった瓢箪と化し、空から降り、やがて世界を破滅に導く。この瓢箪の灰は、恐ろしい破壊力を持ち、川を煮えたぎらせ、大地を焼き尽くし、生命が育たなくなる。そして人々は不治の奇病に苦しむのだ。


カワク・ワ ロロマニ(ありがとう。未来に良きことが起こりますように)

本当は反原発の話でも原発促進の話でもないよね

2012年03月19日 13時17分11秒 | 原発・放射能関係
ここのところ、アメリカ国内の韓国人の動きが非常にきな臭いので、
それに関する情報を精査したいという気持ちがすごくあるのですが、
こんな時に限って、頭の中から原発関係の「あ、やっぱそれか!」が出てきてしまい、
脳内整理の為にも、先に書きたい事かかせていただきます。


先日も脱原発パレードが行われたようで、皆様とにかく「脱原発」を叫ばれてるようですが、
どうもそれに異を唱える人は「原発促進派」という風にカテゴライズされてしまうようで。
「脱原発」の善の集団はいったいどこに行き着こうとしているのか、非常に気になる今日この頃です。

例えばこんな話を想像してみてください。

あなたは広大な土地を持っていて、その昔、敷地内に原発施設を作りました。
その原発施設は近隣の市町村の電力をまかない、常に黒字を計上し、
運転に必要な人員を常時10000人ほど雇っていました。

ある日を境に反原発の動きが高まり、その動きに共感したあなたは、
人々の望み通り、原発を停止することに決めました。
あなたは反原発運動をしていた多くの仲間と共に、
敷地内で大盤振る舞いのパーティーを開きました。

ここで問題:その時10000人の従業員はどんな気持ちでそれを眺めていたでしょうか?

原発停止から半年後、かつての従業員への保障や諸費用によって、
運転資金が底をつきました。今では電力を生み出してないので、
収入がゼロなのです。

やむなくあなたは運転停止を決めました。

ここで問題:その後あなたは幸せに暮らすことが出来ましたか?
      敷地内にある原発施設はどのようになりましたか?



ご理解いただけましたでしょうか?

遠足は家に帰るまでが遠足です。原発問題は停止する事で収束するのではなく、
ガレキや核廃棄物、施設等、核に触れるもの全てを全撤去して初めて収束を迎えます。

原発の現場から生の声が届けられたブログです。
http://fukushima20110311.blog.fc2.com/blog-entry-54.html

この話が全てデマだと言ってるコメントさえありますが、
私はこの話の大部分を信用します。
沖縄の米軍基地の話を絡めてるあたりは何ともですが、
今のままで「脱原発」って、現場の方が鼻で笑ってお終いな気がしますね。
「で、俺らの目の前のコレ、どうすんだよ?」と。

当たり前の話ですが、原子力施設は運転を完全停止させてしまうと、
冷却状態を保てない限り、爆発します。
とりあえず保てたとして、それで完全に安心というまでにどんな要素が必要なのか。

もっと重要なことは、各施設はほっとけば安全に土にかえるというものではなく、
今の状態から進展が見られない限り、何万年もその場に残ります。
それまで老朽化せずに存在出来る建造物は、ドラえもんに頼んで可能かどうか、
ということにもなります。

だったら、今は腹が立つかもしれませんが、しばらくの間稼動させて利益を上げて、
爆発させないために必要な人員を確保する必要があるはずです。
その間に、核廃棄物の処理方法と代替エネルギーについて話をどんどん進めるんです。

そして同時に、この脅しで成り立ってるシステムからの脱却を図るんです。
これだけでも国内の雇用が随分変わってきますし、そういう事を同時に進めていかないと、
ただでさえ震災で職に就けない方がたくさんいるのに、失業者をさらに増やすだけです。

残念なことに脱原発を唱える方々からは、このような話の代替案を聞く事はありません。



本当に必要なのは脱原発ではなく、核の完全撤去です。
原発推進か脱原発かの2元論ではなく、未来永劫人や動植物が安全に暮らせる環境に向けて、
何が一番安全で、何が一番必要なのかに向けて動くことです。
原発だけがハイリスクのように叫ばれてますが、他の方法も少なくないリスクを伴います。
万が一の場合に毒で死ぬか焼け死ぬかの違いって部分もあるわけですよね。

しかも脱原発の主催者って、ほぼ全員君が代廃止だ慰安婦だと騒いでる人間ですよ。
これを騒いでいれば、日本人をある一定の方向に誘導出来るって思惑がミエミエです。
ついでにお金も儲かります。

兵隊さんの30倍の給料がもらえる高待遇な性奴隷が
どこの世界にいるというのか。しかも日本全体が物資不足で貧乏な時代に。
そんな話を鵜呑みにしてきた日本人も良くないんですけどね。

そうそう、それだけ大騒ぎしてる間にTPPで外国企業がこんなとこまで参入してきたら、
っていうのもありますね。それを言うと他の事も気になりますが。



全ての事が最善に向かうよう、願ってます。

食べて応援は幻想だ(農家の婿のブログより)

2011年12月16日 00時05分49秒 | 原発・放射能関係

単純な話です

復興だ、作れ、売れ

「対象地域外ですので補償対象になりません」

との大号令の前に作らざるを得ない農家。

そして不安を抱えながら作った農家を待っていたのは

綺麗な建前で武装した強者による搾取でした

そんな何の捻りもない単純な略奪のお話です。




米がね、業者にクソ安く買いたたかれてるんスよ

それが食品会社やら、外食産業に流れ込んでるんですよ

米だけじゃないですけどね

肉牛なんて、今年2月時点で1750/kgだったりした相場が、11月20日時点で650円/kg ぐらいですわ



米についても、

直聞き情報として1俵8000円提示

中通りの伝聞情報として、1俵5000円提示

野菜だって似たようなもんでしょう



今日1玉98円の白菜を見ましたよ






わかりますかね






農家儲かってねーっすよ

足元見られてケツの毛毟られてるのが現実ですわ





http://ameblo.jp/noukanomuko/

農家の婿のブログより一部引用させて頂きました。




ポジティブな話がウケるこのご時世、私が否定的な話を主にこちらで扱ってる理由がこれです。

この話で言えば、綺麗でポジティブな言葉が世の中を先導し、被災地を助けようと福島産の野菜を買うことで、実際に現場の人は儲かってるのか?助かってるのか?答えはここでは出せません。当事者で無い私にはそこに言及する権利はありません。だけどこれは、マスコミ先導の綺麗な号令の裏にある現実のひとつです。

捏造韓流ブームも同じものがありますね。マスコミに先導されるまま韓流ドラマにハマったり、韓国が好きで韓国に行きたくて、「日本は悪い事をしていない」なんていうと怒り出す人、私も何人も知ってます。風評被害なんたらもそうですよね。

世間様ではそういう人の方がいい人で、そこに水を差すのは感じが悪い人だとか、協調性が無い人になります。でもそのいい人達のほとんどは、親日法なんて聞いた事もないでしょうし、日本を擁護する発言で投獄される人達がいる事も知りません。同じく、現地の人のこういう現状を調べることもそうはないでしょう。

自分たちが良かれと思ってやってる事が、実は本当に大切にしなければいけない人、守られるべき人が不当に扱われる状態を助長させている事、実際すごく多いです。そしてその裏にはいつでも大きなお金が動いていて、婿さんの言葉を借りると「幻想」に包まれたまま人がお金を流し、そしてそのほとんどが全く違うところに集まってるんです。


っていうか、日赤に送られた義援金、どうなってるんですかね?各国から莫大な金額送られてきましたよね。それに拙ブログでも追ってきましたが、震災前後、隣の国に兆単位のお金流れてますよね。こんなんとか。中国へ最大60兆円? 復興財源根こそぎか?

韓国は最近6兆のスワップがありましたし、これはソース取れてないのでつぶやき程度ですが、韓国はそれでドル売り介入とか恩を仇で返す平壌運転ぶり。円高支持で資金潤沢ってやつですかね。しかもそんな中で玄葉なんて、来年からODA増額なんて言ってますし。
http://www.news30over.com/archives/5536559.html

まぁ、「つか死ねよこいつら」なんて言葉、ぽろっと口から出てきますねコレ。

婿さんのブログには「書き方ってもんがある」「言葉を選べ」なんて書き込みが後を絶ちませんが、丁寧な言葉を選んで書いたブログで、ここまでちゃんと現状を伝えてくれるブログは、少なくとも私は見つけられません。憤りを覚えますなんて書いたって現実の3%が伝わればいい方で、気持ちのままざくっと書いてくれているから、「ちょっと待てよ」な現実が伝わってくるんだと思うんです。



きれいな号令にごまかされて知らないところに誘導される前に、一人でも多くの人が事実に目を向けてくれることを祈ってます。

わたしたちの涙で雪だるまが溶けた 子どもたちのチェルノブイリ

2011年10月28日 09時37分59秒 | 原発・放射能関係

  家族みんなつらかった。
 私と母はミーシャをがっかりさせないように、こっそり泣いた。
 こうやってチェルノブイリはわが家に侵入し、壁にかかる遺影として永久に
住み着いてしまった。
 
 時は進む。人々は以前人生の出来事を思い出すとき「戦争前、戦争後」と
言っていたが、今では「チェルノブイリの前、チェルノブイリの後」と
言っている。それは悲しい歴史の区切り目となってしまったのである。


 チェルノブイリの悲劇は、私たち皆に慈悲、思いやり、良心を要求している。

 なぜなら、それがないところには不幸が住みついてしまうからである。
でも今わがやには不幸がいすわっている。それは出ていこうとはしない。

 何年たっても何世紀たっても
 この痛みは私たちから去らない
 それはあまりに大きく果てしなく
 どうしても鎮められない
 それは負の遺産として
 何世紀も 私たちの子々孫々に残るだろう
 そして彼らの心に居すわって
 永遠に平静を奪うだろう
 地球上の一人ひとりが
 このおそろしい年
 おそろしい日を覚えていますように
 

 わたしたちの涙で雪だるまが溶けた より引用
http://yukidarumanonamida.blog.fc2.com/

暗い夜になる前に マリア・ゴルフビッチ(女13歳)
ソコビッチ中等学校7年生 ソリゴルスク地区

 梓書院 チェルノブイリ支援運動九州より





全くの偶然から辿りついた話ですが、とても必要な事に思えたのでご紹介させて頂きます。

当ブログでは比較的、原発関係の話題が少なめとなっていますが、私は原発推進ではありません。将来的には確実に無くなって欲しいし、またそうあるべきだと思っています。

ただそうなる前には、原発が停止した後の処置が問題無く進められる政策と、それを確実に実行できる政府が何より不可欠で、それ無しに話を進める事は、原発フル稼働の状態よりももっと危険な状態になる可能性が大です。少なくとも、天皇陛下自ら釘を刺されるほど、日本の為に機能していない民主党政権に、日本の安全を求める事自体が間違ってます。

それに私達の意見が伝わるべきところに正しく伝わらない状況のままですと、どんな思いや動きも全く違う方向に誘導されたり、その動きを利用されたりという例が後を絶ちません。特に、本当に願うべきこと、許されざるべき事等には、そのような動きが常に見られます。その為に当ブログでは情報操作に関する情報を多く扱っております。

しかし人がどんな状況であっても、現実はどんどん進行しているというのもまた事実。ということで今回は原発事故のリスクを誰よりも知っている、ベラルーシの子供達の声をご紹介させて頂きました。

一人でも多くの方のお役に立てますと幸いです。



リンク先のブログでは、今回ご紹介させていただいた以外にも、原発事故の痛ましさを子供の目線で真摯に綴られた文章がいくつかあります。また、この本は現在amazonで中古のみ取り扱い可能となってます。

Heute Show 「犯罪会社東電」

2011年10月19日 22時47分36秒 | 原発・放射能関係
Heute Show 「犯罪会社東電」


さて日本の原発事故は実に深刻で
海水の汚染濃度が急上昇しています。

それとも本当は
それほど深刻ではないのでしょうか?




いやぁ、これがジャーマンセンスってやつですか。素晴らしい!
でもそれと同時に、やっぱり日本やっぱどうよ?って気持ちがきますね。

私自身原発事故に興味が無いわけではなく、
とりあえず忘れないようにとエントリすることはありますが、
うちとその近辺の市町村の放射線量が結構微妙なもんで、
どう書いたらいいか分からないってのがありまして。

あえて言えば、もうすぐ地域のお祭りみたいなものがあって、
そこでお昼とか振舞われるらしいんですが、
もちろんそこで使われる食材については、この動画内にあるように
「日本では、直接ものごとを尋ねる事は、非常に失礼にあたる」
というわけで、これから毎年どうしようかなぁと悩んでいたり、
そんなことはあったりします。
それにしてもよく出来たガイドブックですねwww

日本人も全員が怒ってないわけじゃないんですが、
原発デモなんてのはどうも違う人達のイベントとなってるフシがありまして。

どこかのブログでは(個人ブログだから晒しませんが)
原発デモに行きました(はあと)ゴスロリで頑張っちゃいました(はあと)
いっぱい踊って風船持って楽しかったー!
皆さん、汚染野菜を食べて被災地を助けましょう!

なんて事を本気で書いてましたねぇ。
こんな「何回ビンタすりゃあ目が覚めるんだ?」レベルのお花畑さん達が
打倒日帝とか三里塚とか全く違う主旨の人と一緒に踊ってるもんだから、
ドイツの方にこんな事言われるのも仕方ないなぁと思ってしまいます。





いろんな意味で「何しに来たんだお前ら?」がいっぱいですね。
これも情報操作の一環のような感じがして仕方が無いんですが、
命がけで原発問題に取り組んでる方々の邪魔だけはやめて欲しいもんです。



やっぱ日本人はこんな雑過ぎる情報操作から抜け出すのが、何よりも先ですね。
目隠しされたままだと何やっても余計にひどくなるだけですし。
そういう私もまだ何か気付いてない事があるんじゃないかと思ったりしますが、
このドイツのおじさま方にセンス良く突っ込んでもらえれば光栄です。
・・・ガイジンの俺たちに頼るな!とお叱り受けそうですが。

よくぞはっきり「犯罪会社東電」と言い切って下さった、
このドイツの番組に感謝です。

原発デモの風景

2011年10月02日 00時21分55秒 | 原発・放射能関係




脱原発運動等に参加すると、こういう事に巻き込まれるようですね。だいたい他国に輸出してもOKな脱原発なんて、主旨がマトモと思えないのは私だけでしょうか?やはりここはまったく別の方々が後ろで動かしてると考えるのが自然な気がします。ってか三里塚って何?成田空港反対運動が何でこんなとこにwww 違うものが混ざりまくりもいいとこです。

個人的にはやはり尖閣諸島の防衛→メタンハイドレート開発で、原発が無くても大丈夫なシステムを作り上げる事が一番確実だと思ってます。今すぐ脱原発なんてした日には、停止した原子炉なんてと管理する金削られまくって、余計に危なくなりそうで怖すぎです。

でも特に福島の原発は、囲いだ何だ付ける前に日本海溝に丸ごと引っ張って落っことせばよかったのに、なんてことも思ったりしてます。あのレインボーブリッジとか吊ってるふっといワイヤーならいけるんじゃないかと、たまにひそかに妄想してます。水圧で放射性物質も永遠に浮かび上がれないでしょうし、そのうちプレートが引きずり込んでくれますしね。

とりあえず、脱原発運動に参加される方は(日帝が悪いからと)謝罪させられないように、また、他の主張の方々の人数あわせに使われる事の無いよう、合わせてご注意下さい。

1号機格納容器、予想超す濃度の水素 爆発の恐れはなし

2011年09月23日 23時07分36秒 | 原発・放射能関係
東京電力は23日、福島第一原発1号機の原子炉格納容器内に予想を超える水素がたまっていると発表した。外から酸素が入り込まないように窒素を入れ続けているので、爆発の危険性はないとしている。

 東電は格納容器内のガス管理装置を設置するため、格納容器から出ている配管の工事を予定していた。それに先立ち22日、配管内の気体を調べたところ1%を超える濃度の水素が検出された。東電は、事故当時やその後に原子炉で発生した水素が格納容器にたまり、さらに配管に漏れ出たとみている。

 気体中で水素が4%、酸素が5%あると爆発する危険性がある。今回の装置では1%以上の水素は測れなかったため、再調査する。東電は「酸素が外から格納容器に入り込まないように窒素を入れ続けている。爆発の可能性はないと考えている」としている。

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201109230157.html




隣国で毎日起こるとある現象を、チャイナボカンシリーズと呼ぶことも多い昨今ですが、どうも日本もそんな事を言ってられなくなるようなフラグが立った気がするのは私だけでしょうか・・・。



1号機建屋にカバー取り付け進む 東電が写真公表

東京電力は17日、福島第一原子力発電所の現状を撮影した写真を公表した。爆発した1号機は原子炉建屋のカバーの工事が進み、完成した骨組みにポリエステル繊維のパネルを取り付ける作業が進んでいる。

 作業は被曝(ひばく)を防ぐため、クレーンによる遠隔操作で進めている。つり下げたパネルを、骨組みにある突起にかみ合わせて取り付けている。9月下旬にはパネル設置を終え、換気装置などを取り付けて10月中には完成させる。

 東電や政府は事故から半年たった現在も、福島第一原発敷地内での取材を認めていない。

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201109170344.html?ref=recc




屋根を付けるということは、ピース缶爆弾の要領で言えば、圧力が高くなって・・・・・



ちょっと話はズレますが、本日はお彼岸ということで、放射線量が高そうだと思っていた我が家のお墓の周りを測ってみたところ、台風が持ち去ってくれたのか?ってくらい低めな数値でした。こういう事もあるんですね。

で、一応念のためという程度ですが、少しの間お外に出なくても済むように、我が家では明日防災訓練も兼ねてちょっとお買い物してきます。朝日の記事をどこまで信じるかって話もありますが、スマトラ島も半年後に大きな揺れがきたって話もありまして、ま、用意しておく方が気分が違うかな~・・・って程度の話ということで。

放射線量測定(郡山市)

2011年09月03日 00時40分18秒 | 原発・放射能関係
放射線量測定(郡山市)



我が家での計測結果は、一番線量が高い場所で0.16μsv/h。これでもボランティアの方は、子供はなるべく外に出さないでとおっしゃってました。県内で安全だと言われている館山あたりだと、0.05~0.08μsv/hですね。たぶん震災前もこれくらいの数値だったと思います。

で、この測定結果は41μsv/hと・・・。

道路脇はホットスポットになりやすいと聞いてますが、通学時の子供が道路のど真ん中を歩けるわけもなく、当然この上を毎日通ってる子もいると考えるのが自然かと思われますが、正直、私の理解を超えた出来事ですし、諸事情でここにいるしかない方々もいると思うので、この動画についてはあえてコメントは避けることにし、この動画をお伝えするのみとします。




福島原発で男性作業員が急性白血病で死亡

2011年09月01日 00時12分29秒 | 原発・放射能関係
・東京電力は30日、福島第1原発の復旧作業に当たっていた40代の男性作業員が
 急性白血病で死亡したと発表した。この作業員の被ばく線量は0・5ミリシーベルトで、
 東電は「医師の診断によると作業と死亡の因果関係はない」と説明している。

 東電によると、男性は8月上旬から1週間、放射線管理などの業務に従事。
 体調不良を訴え診察を受けたが、その後死亡した。内部被ばくはゼロだった。
 就労前の健康診断では問題がなかったという。16日に元請け企業から東電に
 連絡があった。

 東電によると、急性白血病に関する厚生労働省の労災認定基準は年間5ミリシーベルト
 以上の被ばく、1年間の潜伏期間などがある。この男性の福島第1原発での作業は、
 基準に達しないという。同原発の作業に従事する以前の職歴については分かって
 いないが、東電は「これ以上調査する予定はない」としている。 http://sankei.jp.msn.com/life/news/110830/bdy11083013180003-n1.htm



昨日、なんとなく原発問題を忘れないようにとエントリしたばかりですが、ちょうどその頃こんなことがあったんですね。

事故当初から一貫してるのは「ただちに影響は無い」「因果関係は無い」「これ以上調査する予定はない」等と、問題が無いのだから騒ぐなという態度とか、この問題をまともに取り扱う気配が全く無いという事あたりだと思います。



昨日のエントリを書く前に、いくつか動画を見てたんですが、これはその中のひとつ。

【意見映像】福島の小学生が急性放射線障害で死亡した?


その他、健康被害を訴えるカキコミやツイート。

ここのコメント欄は同意派とデマ派に分かれてますが、やはりデマ派の言い分が弱いと感じます。福島に行って自分の目で様子を確認しようにも、放射能は見えませんし、味もにおいもありません。大丈夫というその根拠が政府発表を基準にしていて、他の案件との比較も全く出てきていません。それに、本当に大丈夫であれば検査も除洗作業も必要ないはずですが、その点の整合性の取り方が、少なくとも私にはわかりません。

うちにもガイガーカウンターが届いたので、今日は我が家より原発寄りのパパさんの実家付近を何箇所か測定しにいきましたが、フランス製で多少数値が高めに出るとはいえ、公園のベンチではしっかり0.2μsvとなってました。うちで測るとわりと西日本並みっぽかったので、本当にこういう高い数値が出るんだなぁと、ちょっと感心してました。

この数値をどう見るかはこのご時世、人それぞれとしかいいようがなさそうですが、それでも原発から180km離れたところで平常時の3~4倍です。人それぞれの選択をどうこう言う権利はわたくしにはありませんが、個人的には「最悪を想定して最善を尽くす」という考え方の方が好きなので、東電側の「医師の診断によると作業と死亡の因果関係はない」という見解は不採用とさせていただいてます。

まあなんだ、今後も目を離すなって事ですね。出来る限りの事をしつつ、推移を見守っていたいと思う今日この頃のわたくしです。