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「恐怖をあおる情報を遮断しましょう」とスピリチュアル業界

2011年09月06日 01時17分42秒 | スピリチュアル系
今回は「スピリチュアル界」とかそんなあたりで言われてる事についての話。

最近の傾向でしょうか、スピリチュアルとか自己啓発とかそういった類のブログや書籍を読んでいますと、「恐怖を煽る人に近づかない」「ネガティブな情報を遮断する」という事が特に強調されているように感じます。こういった考え方を全て否定するわけではありません。ですが、この言葉が最近特に効果を発揮してきたなぁと感じることが多い気がします。

ところで、恐怖を煽る情報っていったい何でしょう?

そういえば数年前、会社の付き合いから某宗教の勧誘にあい、「この宗教に入らなければみんな助からない」というお話をされてしまった事があります。同じく某宗教の友達から、「この宗教に入ってる人は助かるんだよ」というお話をされました。もちろん私の考えとは大きく違うので、そのままこの話は無かったことにしてますが、これは恐怖の力を借りた勧誘なので、遮断しちゃってもいいでしょう。

しかし実際のところ、今現在の日本や地球の様子はどれだけ軽く見積っても、常春のお花畑とはほど遠い状態にあるのは事実です。でも、それを示す事象の一つ一つを示したり、現状を推察する事が「恐怖を煽る情報」として遮断されてしまった場合、「目覚め」の為にとった選択で目隠しをされる事にもなりかねません。

もっともよく聞くのが、テレビから流れる陰惨な事件の数々が有害なので、シャットアウトしましょうという理屈です。確かにテレビは毎日毎日毒電波を垂れ流し続けてます。ニュース以外でも目くらましのような事件や印象操作、世論誘導が当たり前に行われている状態を、テレビを付けていればごく自然に受け続ける事になります。彼らマスメディアの言い分を信じ続ける限り、これらはどうやっても毒物のままでい続けるでしょう。

ですが、これらの情報を精査する事さえ出来れば、逆に世の中の動きがだんだん腑に落ちるように分かってきます。もっともこの「分かってくる部分」も、やはり人それぞれの経験や知識によって、見える場所が制限されたり、自分のキャパ以上のものまで見えてしまったりと、なかなか理想通りには行かないでしょうが、それでもほんの一歩ずつでも理解するよう努める事で、実は私達の心の中に勝手に作られてしまった「思い込み」のフィルターがどんどんはがれてきます。

心が痛くなるような事件を見聞きした場合は、まず祈って下さい。その方や対象に平安が訪れるように祈れば、痛ましい事件や事故の話は、そこに祈りを届ける為の扉となります。ただし、特定の芸能人の不祥事が延々続くようであれば、その裏で何か起こっていると見て間違いありませんので、注意が必要です。




今の私達に一番必要なのは、不快な情報を遮断し続ける事ではなく、どんなことを見たり聞いたりしても平安を保っていられる心と適切な判断だと思います。もちろんそれが一番厳しい事であるのは理解していますが、世の中を見つめてみると、今まさに多くの日本人が立ち上がり、かつて無いほど内なる光が発せられているのが分かります。自分に自信が持てなかったり、不安が大きくなった時には、その方々の歩みを見つめていれば、きっと勇気が出てくるんだと思います。

ただ、その光を見る前に、目の前の人や自分の信じる人は、何を一番の目的に動いているのか、本当にその人が言った言葉はその意味通りなのか、一度調べてみることをお勧めします。それさえ出来れば、今はまさに光の大群を見るまたとないチャンスとなるでしょう。

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