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ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

第一子出産後初めての、夜8時までの残業

2020-02-29 09:05:00 | Private・雑感
月末で仕事を溜め込んでいた昨日、前々から夫に宣言した上で残業日としました。なかなか終わらず、それと何気ない同僚とのおしゃべりも入って気づけば8時半。そこから電車で帰宅して9時半前に着いたのでした。ちなみに家は暗くなっており、夫が子どもたちの寝かしつけ中…途中で帰ってきたので寝付きが遅くなってしまった。

ふと考えてみると、第一子を出産してから、残業したとは言っても7時くらいまでだったと思う。8時越えは絶対になかった。ということは、少なくとも6年ぶり!!
翌日の今日も出勤なので、朝は7時前まで寝ていて起きてびっくりだったし、なんとなくまだ頭がぼんやりしてるし、この感じもなんだか懐かしい。

週一回は、少し残業できる日、になるべくしているけど、月一のがっつり残業日もまたよいかも、と思いました。でも理想は、6時まで残業、そこから飲みに行く!次の目標ができました。

本・権丈英子『ちょっと気になる「働き方」の話』

2020-02-27 04:14:09 | Public
3日前、三女が一歳になり、そろそろ勉強しなければという焦りが。出産から一年が経ったということ。一番に思い浮かんだことは、「労働系の本をひと通り読もう」ということ。手元で少しだけ読み進めていたこの本を手始めに。平日のお酒もやめることにしました。

オランダの労働政策が専門の英子先生。先生が、パートタイム労働を中心とした、労働時間を柔軟に、その他賃金や昇給などで不利益を被らない形で選ぶことのできる労働社会を理想として描かれていることがにじみ出ている。その思想の上で、日本の労働行政、とくにパートタイム労働をめぐる政策について俯瞰したり、分析したりした文章が並ぶ。社会保険関係は少しは詳しいつもりでいたけど、「パートタイム労働法」関連は、聞いたことがある程度で、内容にも興味を持ったことがなかった。思想的にも実務的にも、重要になりそうだと思った。その他、印象に残った点をいくつか。

・日本でいう「同一労働同一賃金」は、その実、日本では「均等・均衡待遇」と言われていたもので、ヨーロッパでいわれる「同一労働同一賃金」とは違う
→これ、前から疑問でした!国会とかでよく「同一労働~」とか言い出していたけど、産別賃金になっていない日本でどういうこと?と。正規⇔非正規労働者間での均等・均衡待遇を目指す、ということならよくわかります

・「パートタイム労働」はヨーロッパでも増えている
正規・フルタイムに比べて労働時間が短い、という意味で(賃金率が低いとは限らない)パートタイム労働は日本だけで増えているのではなく、ヨーロッパでも増えているという話

・日本の「フルタイム・パート」(フルタイムだけど非正規)という人は、労働者割合として男性10%、女性13%。短時間正規労働者(パートタイムだけど正規)という人は男性0.6%、女性1.8%。
女性は、育休取得後の人などがこの短時間正規、で働いているのだと思うが、思ったより少ない。私のように、この会社では育休を取っていないけれど、転職時から6時間勤務の正規で雇ってもらっているのはかなりレアと言えるのだなあ。

・パートタイム労働者の条件をよくする動きの狙いとして「パートタイム労働者のモラール向上、定着率の上昇」」がある
確かに、働くことへの責任感は違う、という意味での「モラール向上」かな?

・エンプロイアビリティ(employability:雇用されうる能力)
オランダでは、職業訓練の促進に対する税制優遇や、職業経験を認定する制度(?)などでこれを高める政策がとられたそうな

・オランダも、「連続する契約が3回以上、もしくは連続する契約の合計の機関が3年以上であれば常用雇用となる」という法律がある。日本で「5年で無期転換」となる労働契約法改正がされたことのモデルがここにあるようです

・オランダでは、「使用者にとってフレックス雇用者の活用が正規雇用者に比べて割高にさせる必要がある」という考えでの法改正が近年あったそう

★「使用者と労働者の間には交渉上の地歩(bargaining position)のアンバランスがあり、労働市場が有効に機能するためには、最低生活を保障する枠組みが重要である」→最低賃金制度や、オランダがパートタイム労働の条件向上に力を入れてきた根本的な意味はここにあるのだ、と整理されてスッキリ!!このことで立ち行かない企業が出てくれば、それは非生産的な仕組みの企業なので、市場から退出するのは仕方がない、という話

★正規/非正規、フルタイム/パートタイム・・・など単語の整理として
「典型労働者」/「非典型労働者」
「典型労働者」とは
①フルタイム②期間の定めのない雇用③直接雇用
の条件を満たす人
①を満たさない→パートタイム労働者
②を満たさない→有期雇用
③を満たさない→派遣労働など
となる。
日本の特殊性は、①を満たさないパートタイム労働者、の中に、低賃金率の「非正規」と、短時間正社員という「正規」があり、前者がほとんどであること、である

※参考
「パートタイム・有期雇用労働法」施行について

やっぱり好きになれないお遊戯会

2020-02-25 03:46:00 | Private・雑感
昨年7月まで住んでいた伊勢に旅行してきました。メインイベントは、年長さんの長女の同級生たちが出るお遊戯会を見ること。地域のイベントホールを借りてやるので観に行きやすい。ついでに私の職場を覗いたり、同僚に会ってお茶をしたりもできました。


そのお遊戯会。去年はちょうど、三女の出産日と被り、見に行けなかった。なので2年越しのお遊戯会。「ああ、やっぱり私はここのこども園のお遊戯会は好きになれないな」と再認識したのと、「どこが、なぜ嫌悪感を抱かせるのだろう。翻って、私は何を幼児教育に求めるのだろう」などと考えさせられました。

例えば年中組のお遊戯。男子は戦隊モノ?のシンカリオンに似せたコスチュームで、のその主題歌と思しき歌に乗せて踊る。女子は、黄色、水色、ピンクのお姫様の服で、ディズニーアニメの美女と野獣やシンデレラに扮して踊る(いずれも歌はなし)。
これは男子は男らしく、女子は女らしく、を押し付けるような出し物への嫌悪感がある。
では、年長さんの女子が、「夏祭り」の歌に合わせてポンポンを持ちながら踊り、隊形を変えていくチア風の出し物はどうか。なかなか踊って動けてすごいな、とたしかに思う。音楽に合わせて合わせて体を動かすことは好ましい教育のはず。でも、この違和感はなんだろう。
年長さんの最期の出し物は、劇「アラジン」。学年で45人近く子どもが居るから、アラジンAが6人、Bが5人、ジャスミン8人、などとならざるを得ない。みんな凝った衣装を先生が作ってくれて、セリフは舞台の前に置いてあるスタンドマイクまで喋りにくる。
・・・このやらされ感!衣装もパフォーマンスの内容も、先生がかっちり決めて、それを子どもたちに当てはめる感じが嫌なのだ!と気づいた。やらされ感というか、いや、子どもたちは楽しそうにやるのだが、それが目的ではないはずでしょ!という迷走を感じます。

こないだの夏まで、一緒に園庭で遊ぶ姿を見ていた同級生の子どもたちは可愛かった。懐かしかった。お母さんたちも懐かしがってくれて、伊勢の居心地のよさを感じた。同じくまた、このこども園への違和感を思い出したのでした。


子育て中の女性とテレビドラマ

2020-02-03 05:45:00 | Private・雑感
年末に実家に帰り、ここ数年定期的に会っている高校時代の友人女子たちと子連れで集まった時のこと。おっさんずラブや朝ドラ、その他様々なテレビドラマの話題で盛り上がった。盛り上がっているのは主に、子育て中の子ばかりで、第一子妊娠中の2人は遠巻きからの参戦。

驚いたのは、ほぼ100パーセント、私も話題についていけたこと!子育てに仕事に忙しく、隙間時間で録画や動画のドラマを楽しんでいるのは私だけではない、ひとつのパターンなのかなと思った。本を読むより確実に、細切れ時間で楽しめる。旅に出るより簡単に、非日常を味わえる。

日曜日の昨日、夫に子ども3人を任せて映画「ダウントン・アビー 」を観に行った。昨年春にハマりまくっていたドラマシリーズの映画化。美しいイギリスの田舎の景色に、旅に出ているような、旅に出たいと思わせるような爽快感があった。ドラマシリーズを見過ぎで、ドラマの登場人物たちとは懐かしい友達に再開したような気さえあった。

仕事と子育て以外の部分を充実させるのは、今年の課題。テレビドラマは手軽で良いのだけど、もう一歩二歩、外に出て踏み出したい。
ともあれ、ダウントン・アビーよありがとう!

3度目の離乳食

2020-02-01 09:36:00 | Private・雑感
3度目の離乳食が終わろうとしています。最近は離乳食とは言わず補完食と言うのだとか?そんなことをぐぐっていた時期も今や昔。さほど栄養にもこだわらず過ぎてしまいました。

今回意識していたことは、
・離乳食を作り置きしない!ほぼ手づくりしない!
・早めに3回食にする

ということでしょうか。長女が0歳の時にはなかった、生協の冷凍離乳食。次女の時は、野菜のペーストがキューブ状になったやつをよく使ったものですが、今はさらに充実して、8倍がゆ、野菜入りかゆ、肉団子、豆腐ハンバーグ、うどん、とうもろこしペースト、枝豆ペースト、などがある。これをめちゃめちゃ積極的に使い、自分でミキサーしたのちに製氷皿で冷凍、というのは一回か二回くらいしかしなかった。

冷凍離乳食のほかには、主に味噌汁の具など、似たものを潰して。ここで役だったのが、何気なく生協で注文したマッシャー。あの、ふかしたジャガイモとか潰すやつ。離乳食用でもなんでもない。
今まで家にはなかった調理器具だけど、なかなか使いやすい!たしかに潰れる!赤ちゃん片手に抱っこしたまま潰す時さえあるのだけど、そこそこ潰せます。ミキサーはほとんど使いませんでした。

3回食にこだわったのは確か、ブログ「ちょっと理系な育児」で読んだのだったと思う。ミルクでは摂取できない栄養素はたくさんあって、早くに食べられるに越したことはないという感じ。でも、うちの子には早すぎるペースだったのか、5ヶ月から7ヶ月くらいは吐き戻しが多かったような気がします。でもまああまり気にせずに。

彼女ももうすぐ一歳。食事は大好きで、どれだけ食べても食事の終わりを悲しんで泣きます。これから、自分で食べる、嫌なものは食べない、汁物はこぼす、服を汚す、などのイベントが出てくるのかと思うと、今の彼女がなおさら愛おしくなるというものです。

ちなみに、6歳の長女はかなり、安定してご飯をぜんぶ食べられるようになってきました。4歳児は2回に1回は反抗期で、半分くらいは大人の手伝い付きで食べる感じ。行きつ戻りつで成長しております。