四日市市の家から、近鉄富田駅で友人を拾い、
宇賀渓キャンプ場についたのが9時過ぎ。
竜ヶ岳の頂上を目指して歩き始めた。
朝夕は涼しくなってきたけど、日差しは強い。
今日も暑くなりそう、というような太陽から、
木々が私たちを隠す。
気持ちよい土の道。
心地よい水の音。
員弁川の源流だけあって水流は豊か。
九月上旬の大雨で、あふれた水がさえぎった箇所も
いくつかってアドベンチャーだった。
ホトガ谷から裏道コースを三時間。
標高千メートルを超えたくらいから広がった笹原に、
「あああーーーー!!すごい、気持ちいいねえ!!」
と叫んで、ストレスが一気に吹き飛んだ。
世界が開けるってこういう感じ?と思ったりする、
最高の勘違い感覚。
後ろを見ればあっと声が出るようないなべ、菰野の景色。
頂上には12時くらいに着いた。
そしておにぎりのおいしいこと!
下山は中道を駆け下った。
川に止まっていた大きな大きな石ころの上を
飛びながら。
下山後、いなべ総合病院前の阿下喜温泉「あじさいの里」。
四日市に来てから初めて湯に浸かった。
ほんとに、お風呂っていいよね、今日まで効果が残っている気がする。
家に寄って、近くの韓国料理屋へ。
おばさんとも仲良くなって、飲みやすい韓国焼酎を飲んで、
友人を駅まで送りました。
ほんとに、晴天下の登山って、木々の合間の空気って、
安くてきれいな大衆温泉って、そしてこういうのに付き合ってくれる
体力があって暇で気の合う友人って、
なんて素敵なんでしょう。
休日だったはずの今日、九時半から八時半まで仕事してしまったけど、
まーいいか。
とにかく、健全な休日でした。