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ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

結婚、ね

2010-01-24 00:54:37 | Private・雑感
 「自分のひとつひとつの決断が、人生を作る。責任を取るのは君だ」
というような台詞が、最近観た映画の「大いなる陰謀」の中であった。
大学教授が、ゼミの学生に対し発した言葉だ。

 今日もまた、ひとつ結婚報告があった。うれしい気持ちだし、興味深い。
3月に結婚というから、どういう風なプロセスがあり、気持ちの変化があったのだろう。
「4年付き合ってて、もう他に女の子探すのめんどくさくて」なんて言っていたけど。24歳のカップル、若いなあ。

 なぜこの相手なのか、なぜ今なのか。きっと答えは先に出ているのだけど、
簡単に論理武装を構築してみるのは悪くないことなんだろうと思っている。
結婚は自分のこと、というより、他人とのことだから。(あくまで予想)
結婚相手、自分の親、相手の親、友人。
自分たちのことを認知してもらうために、してもらいたくて、
結婚という手段を取るのかな、と想像しているから。
ウソ。最近は、結婚なんて極めて個人的な、覚悟に過ぎないんじゃないかと
思ってる。だから、自分さえ、できれば相手も確信していればいいんだと思う。

 少し話は変わるかもしれないけど、他人のブログでマズローの欲求段階説が
出ていて、ちょっと応用できそうな気がした。
 欲求段階説は、欲求を以下の5つの段階に分ける。下位の欲求が満たされれば、
上位の欲求を求める。

  1)生理的欲求(食欲や睡眠欲等の本能的な欲求)
  2)安全の欲求(危険や脅威から身を守ろうとする欲求)
  3)社会的欲求(集団への帰属や愛情を求める欲求)
  4)自我欲求 (他人から尊敬されたいという欲求)
  5)自己実現欲求(自分を高めたいという欲求)

 結婚がどの位置の欲求になるのか。人それぞれだと思う。
人間の生殖機能からして、生理的、安全の欲求の中に配偶者を求める欲求が
含まれると思う。
でも、未婚のキャリアウーマンとかは、結婚以外で、生理的、安全な、
社会的な欲求を満たすのだろう。

 この欲求段階説の表記を見たときに、昔、カミュの『幸福な死』を読んだときに抱いた思いがよぎったんです。
「人間には、自分自身になる時間などない。ただ、幸福になるための時間があるだけだ」
これを読んだときに、自分は、幸福で、かつ自分自身にもなろうと。
それで、「カミュの言っていたことは、マズローの欲求段階説で言えば、
自己実現欲求まで達し、実現するのは時間がかかる」ということなのかなあと。
全然違うかもしれないけど。

 anyway,同期の結婚はくすぐったい気持ちですね。
今日たまたま、専業主婦の奥さんを持つ新聞記者の男性の話を聞いたところで、
1日30分しか奥さんと会わない、子どもは寝顔だけ、なんてやだやだ、と
思ったところだけれど。

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