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ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

国歌斉唱拒否の問題

2010-08-28 23:41:43 | Public
ドキュメンタリー映画「”私”を生きる」
監督・撮影・編集 土井敏邦(2010)

DAYSJAPANの写真展が津市であり、この映画が上映されていた。
主人公は、「君が代」のために起立し、歌うことを拒むために
戦っている東京都の小、中、高の3人の教師。
最初の根津さんは、拒んだために停職処分を受けた人だ。
ちょうど自分が高校生の頃、国歌や国旗を法的に定めるべきか、
その反対の動きと併せて世の中に議論があったような記憶がある。

友人とも話していたのだけど、
国歌を歌う、歌わないのは自由に決まっていると思う。
この教師らは国歌の内容に(天皇制を表すとか、軍事国家の歴史の証左だ、とか)
反対の主張があって行動を起こしているのだと思うが、
そういう議論を含んでいない、極端に言えば歌詞のない国歌だったとしても、
起立する、しないは個人にゆだねられていると思う。
それは基本的人権だし、国「家」についての考え方の自由、表現の自由だ。

と思うのだが、「東京都の教育委員会はここまでするのか」と驚く内容ばかり。
現場の教師が起立しようがしまいが、都教委にお金が入ってくるわけでもないと思うので、
「思想的統一性」を高めようというのが、彼らの行動原理なのだろうか。
それを、「平等な教育機会」とかと言ったりするのだろうか。

いずれにしろ、君が代、国旗の問題とは何か、法律で定めた経緯、その後の運用など、
一度勉強しようと思った。
その上で、自分が抱いている「そんな権利、認められて当たり前でしょう」
という感覚を、説明できるようにしたい。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (コームズ)
2010-08-29 17:33:09
なんだか考え方が少し変わったな。

思想をコマ切りにして、突き詰めていく感じ。
以前は、コマ切りにしない(できない?)印象を受けたが。

哲学的というか。記者だからか。
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Unknown (mck)
2010-09-01 21:34:45
変わったかな。それはいい意味?警告?

裁判の判決を読んだりすると、この部分は棄却、この部分は認められる、というふうに細切れにするから、少し思考がそうなったのかも。
数字が出てこない場合の思考法というか。

思考トレーニングをもっとしたい年頃だよ、題材ばかり与えられて消化不良に…
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