Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

大手バス会社勤務の路線バス運転士です。バス運転士の日常をお届けしたいと思います。

バス運転士は運行管理者(旅客)を取ろう!

2024-03-27 21:47:36 | スキルアップ
バス運転士が脳疾患、心臓疾患、大動脈解離の所見が健康診断で見付かり、再検査をして職業運転士として業務が無理と判断された場合、当然ながらバスに乗車できなくなります。

これは、バス会社には健康起因事故を未然に防ぐ義務があるため、やむを得ません。

ちなみに私も健康面で不安が出てきたので、今後注意が必要と思っています。

運転士と肥満について。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

私の身長は178cmで体重が67kgですが、実は肥満の一歩手前なのです。一見してスリムに見える私の体系ですが、内臓脂肪が蓄積されやすく...

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健康起因事故がどのようなものかは、こちらでご確認下さい。



この場合、多くのバス運転士は諭旨解雇になることが一般的です。

もちろん、バス運転士の側も健康上問題があるため比較的スムーズに次の展開を考えるようです。

しかし、ある程度の年齢を過ぎると再就職先を見付けることが困難な場合もあり、退職に消極的になるケースもあります。

とはいえ会社も乗務ができない人間を同じように雇い続けることは、現実的に無理です。

そのようにならないためにも、バス運転士の時代から運行管理者(旅客)の資格取得をおすすめします。



この資格があることで、健康問題等で乗務ができない場合でも、バス会社で引き続き雇用が可能になる場合が多いです。

もしも、既存のバス会社で雇用が難しい場合でも、年齢に限らず他のバス会社へ比較的スムーズに転職できます。

なお、運行管理者は基本的に乗務員の経験があった方がいいです。

今から2、3年前は、乗務員の経験の無い運行管理者を雇用していたケースが多数在りました。

しかし、この場合は新卒の総合職採用の人間以外は、ほぼほぼ1年以内に退職していってます。

やはり、中途採用で運行管理者をやるならば、乗務員の経験が最低3年は無いと乗務員と充分なコミュニケーションが取りづらいようです。

上記のような乗務員未経験の運行管理者は、精神を病み多く退職にしています。

そう考えると自社の乗務員上がりの運行管理者は、どれだけ貴重で頼もしい存在か理解いただけたでしょうか?

運行管理者の資格の勉強は、国家資格のためきちんとした勉強方法で行わないと合格は難しいでしょう。

新しい勉強法への挑戦。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

私の勉強法は至ってシンプルで、基本書を読んで過去問を3回解くごくごく当たり前の方法を愚直に行うことです。運行管理者試験を例に挙げれば、先ず基本書の各用語や...

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しかし、正しい勉強方法で行えば決して他の難関資格なんかに比べれば難しくありません。

是非、まだ取得していないのであれば、取得の勉強をお勧めします。

最後に、バス運転士として働く場合には大型二種免許と運行管理者(旅客)があれば充分に思います。

この2つの資格があれば安易な退職を繰り返しさえしなければ、高齢になっても安定的に働ける職場がバス会社です。

何?「俺は、バス会社で所長を目指してやる!」という若い方の声が聞こえました。

そんな方には、その他に国内旅行業務取扱管理者(総合でも可)、第一種衛生管理者、危険物取扱者乙種4類、整備管理者などがお勧めです。

でも、折角バス会社に就職したなら人生を楽しんで欲しいです。

私のように半分資格厨の人間は仕方がありませんが、家族、友人、恋人との時間を大切にしたり、旅行に行ったり、趣味に時間を使ったりと楽しいことは一杯有ります。

資格取得は、とりあえず大型二種と運行管理者を先に取り、その他は会社から取得を勧められたらでいいと思います。

運転士と肥満について。

2024-03-27 13:47:52 | 日記
私の身長は178cmで体重が67kgですが、実は肥満の一歩手前なのです。

一見してスリムに見える私の体系ですが、内臓脂肪が蓄積されやすく医者からは軽い運動習慣を付けるよう指導されています。

内臓脂肪の蓄積は、父も同じで183cmに対して体重が70kg位だったにも関わらず脂肪を少なくする薬を処方されていました。

運動不足になると起こることの一つに、心不全ですが私もこれの一歩手前です。

また、成人病のリスクもかなり高まっており、今まで病気をしてこなかったことの方が不思議だそうです。

医者からは、ダイエットをして60kg代前半を目指すよう指導されました。

要するに身長体重の関係だけで、肥満は語れないということです。

血液の中の悪玉コレステロールの量も高く、50歳過ぎたら確実に肥満の仲間入りでしょう。

原因ですが、運転士の仕事でほぼ歩かないことと、前の会社で通勤に車を使用していた関係で、ほぼ1日の歩行が無かったことと言われています。

現在の会社では、電車を使用していにため歩行は適正な量を確保されていますが、転職初期は歩くことがきつくて仕方がありませんでした。

人によって、適正な体重は違うみたいです。私の場合63kg程度がそうみたいです。

約4から5kgのダイエットが必要とのことです。

現在、通勤時間帯で階段を登るときは、ダッシュでかけ登ることは行っています。

ただこれだけでは、体にきている感覚はありません。本格的な運動習慣が必要に感じました。

以上のように考えると、「肥満」とはそのひとに必要な脂質が満ち足りていることなのかもしれません。

そのため、現在の症状である「脂質異常症」も説明が付きます。要するに、食べ過ぎと運動不足ということです。

バス運転士の長!観光バス運転士。

2024-03-26 12:59:30 | 日記

バス運転士のキャリアパスの主な流れは、路線・送迎バス→高速バス→観光バスが一般的です。

この流れは「100%そうです。」というものではなく、未経験者の入社でいきなり観光・高速バスを経験する人もいます。

ただし、バス運行は基本的に経路が決まったダイヤを、比較的低速で走るものです。

そのため、使用するバスも7mの小型車(ポンチョタイプ)、9mの中型車、10.5mの大型車主流です。

この基本的なタイプで3年ほど近距離路線バスの運行を行った後、12mの観光タイプで長距離高速バスを経験します。

長距離高速バスで運行になれてきた後、観光の選考に合格したものから観光バス運転士になると云った流れが一般的です。

観光バスと、路線・送迎バス、高速バスの大きな違いは、決まったルートを毎回走行する乗合・特定バスと異なり、行き先によりルートの異なる一発勝負的な感覚に有ります。

そのため、観光バス運転士はあらゆる道路状況に対応した大型車の高度な運転技術が必要になります。

また、ある程度の観光地の知識も勉強しなければなりません。

例えば、バスガイドさんが居ないツアーなどは、運転士自ら車内マイクで簡単な案内をすることもあります。

観光案内の状況は、youtubeで「えつこのBUS TIME」という京都で観光バス運転士をしている女性の動画が在りますので、是非ご覧ください。


観光バスドライバー・えつこのBUS TIME

このチャンネルに目を留めて頂きありがとうございます☺️私、おばドラえつこ🚌は2021年5月でバスドラ人生16年目を迎える現役の観光バスドライバーです。若くて細い頃はバ...

YouTube


さて、私は路線・送迎バスしかしていないため、高速バスや観光バスの詳細はよくわかりません。

しかし、仕事をしていると、二つの間には歴然とした上下関係のようなものを感じます。

今勤務している会社は、さほど気にならないレベルですが、以前いた会社ははっきりとしていました。

バス会社は基本年功評価ですが、私より後に入ってきた人間が、会社に多くのことを口出ししていました。

また、労働者として会社と交渉する労働組合活動なども、観光バス運転士が主に仕切っています。

このようにバス運転士の頂点に立つのが観光バスの運転士です。


ブログ記事を書くということ。

2024-03-25 13:29:37 | 日記
以前、私と会話する人から、「話を体系建てることが上手ですね。」と言われたことがあります。約15年前のことです。

その当時、私はブログを熱心に行っていっため、「似たような内容を事前にブログで記事にしているからですよ。」と回答していました。

ブログで記事を書くことは、頭のなかの整理整頓に非常に役に立ちます。

また、ブログを読むことは、不完全な内容に対する検証努力などの考える力を養ういい教材になると思います。

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ただし、自分の中の未熟な理論を体系的に整理整頓にする段階のため、ブログは無料で行う必要はあると思います。

有料ブログなどの金銭的な対価を読者から徴収する仕組みがある場合、基本的に内容に一定の責任が発生するからです。

この事は、ある意味社会で生きていく上での「表現の自由の範囲内」と考えます。

内容が法律の範囲内のことであれば、「多少内容に疑問があっても、読者の側にも検証する必要性を感じてもらいたい記事」という前提条件付きの内容が、無料ブログであると感じます。

よく無料ブログの記事の内容が間違っていたことに、責任問題を声高に主張する方もいますが、無料で受けている自分の検証努力の怠慢にはどのように言い訳するのでしょうか?

責任問題を追求する行為自体が、本来社会的に許容されるべき範囲の「表現の自由」、「思想良心の自由」、「私的自治の原則」への弾圧などということにならないか考えるべきと思います。

強要罪等の刑事責任が訪われる場合もありますので、注意が必要です。

私は、むしろ真偽不明な無料ブログの内容を「科学的にかつ化学的」に検証した内容を、有料ブログや有料メルマガなどのメディアで販売することも一つの醍醐味と考えます。

さて、私の自主規制の一つではありますが、「いくら無料ブログとは云え、何でもかんでも垂れ流してよい」とは考えず、「とあることを根拠に理論構築」することは絶対にしてはいけないと考えます。

これは、無料ブログであっても予め無垢な読者の大切なものを「人質」に取っていることになるからです。

例えば、「亡くなった○○が、こう言ってます。」なんて言われたらどうでしょうか?「身の代金目的の誘拐(ゆうかい)」と同じに感じませんか?

「人質」を取られた無垢な読者は、「人質」を取り返すため、必死に「内容を検証する義務」を不当に負うためです。

内容が検証できない場合は、ひたすら黙り従うという屈辱的な弾圧を受けることになるからです。

これは、最初から人を黙らせ従わせることが目的の行為と判断しても差し支えないと思いますし、自らの持論の未熟さを、反証不能なことで覆い隠そうとする卑怯な手段と考えることができると思います。

また、怪しい団体などが、自らの論理の磐石な体系構築を目論見、Q&A等を作成するために未熟とも思える反証を収集しているとも受け取れます。

ここが普通の無料ブログの「検証する必要性を感じる」と性質の異なる新たに不当な義務を負わせることとなり決定的な違いと考えます。

では、有料ブログなどの有料メディアと「とあることを根拠に理論構築」した無料ブログではどうでしょうか?

一般的には有料ブログなどは、内容についても一定の責任が発生します。

読者が、内容についての適切な反証をした場合は、有料ブログなどの読者は何らかの責任は発生すると考えます。

検証が難しくてもジャーナリストや専門家などの検証のプロを利用することで、ある程度の検証は可能になります。

しかし、「とあることを根拠に理論構築」については、有料、無料の区別なく私は普通の無料ブログとは異なる一定の責任は負わせてもいいと思います。

なぜなら、「科学的かつ化学的」に検証のしようがないため、多くの無垢な読者はただ黙り従うという屈辱的な弾圧状態に陥らざるをえないからです。

勿論、私もこのようなブログ記事は掲載しませんし、その内容には注意して掲載します。

その「とあることを根拠に理論構築」とは、検証不能な神仏や先祖、スピリチュアル的な存在です。

はっきりいって、これを根拠に言われてもどうしようもありません。仏典や聖書、コーランなどの聖典の類を出されても、確定的な根拠となりえません。

先の記事でアラフィフ、アラフォー世代の考え方の底流について触れましたが、今もそれに苦しんでいる人はたくさんいます。

アラフィフ、アラフォー世代の底流にある考え方。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

1975年から1985年頃の10年間に出生した世代を一般的に団塊ジュニア世代といいます。また、1...

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「あなたの後ろには、○○の霊や神がついてます」的なことで、自信をつけたり凹まされた経験を持つアラフィフ、アラフォー世代の方も多数いると思います。

一般的に強迫による意思表示は取り消しうるため、このような検証不能なことで社会的混乱を未然に防ぐためにも、精神世界に係る表現に関し具体的な法規制などの対策も必要と感じます。

減便について(補足)。

2024-03-25 10:56:10 | 日記
2024年問題に係る減便問題ついて、先輩運転士と話をしました。

減便について。 - Mr.Busーstop(バス運転士の日記)

バスダイヤの減便については私があえて触れて来なかったことは、運行管理者さんや会社の関係者が考え抜いた末に出した苦肉の策であると感じるからです。20...

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減便については、基本的に運転士の立場で気にすることはないとの内容でした。

私はてっきり、2020年3月頃の新型コロナウィルスの外出自粛のことが頭にあり、4月からの運転士人生に不安に感じていました。

会社の方も給与が減れば、運転士の大量離職を予想しており、それの対策は先手を打って行っているとのことです。

減便したシフトについては、他の便のシフトと一部を合わせたりして仕事量と給与は減らないように対策しているとのことです。

全体的に減った分について、月間の通常離職者の数と通常入社人数でバランスを取るとのことです。

バス会社は年中募集を行っています。それは、何もなくても辞めていく運転士も相当数要るからです。

ダイヤの安定性を保つためには、入社数と離職数でバランスをとることは以前からよくあることだそうです。

ただし、バランスがとりきれない時は公休出勤などで調整するため、既存の運転士は仕事量が増えて収入が上がる場合もあるとのことです。

ある意味、決まったダイヤがあることと慢性的な人手不足の業界だからできることかもしれません。

バス運転士は、安易に転職を考えさえしなければ、収入についてはさほど気にすることはないとのことです。

上記の2020年のコロナ騒動の際も、路線バス運転士は他の業種より比較的安定していました。

その時は、減便の収入減はありましたが、観光バスやタクシー運転士などに比べたらましな方でした。

天災事変、経済変動などの不可抗力として認められる事由に対しても、路線バス運転士だけは比較的影響が少ない業種かもしれません。