【書評など】
1)「買いたい新書」の書評No.336に、平木英人「慢性疼痛:<こじれた痛み>の不思議」(ちくま新書)を取り上げました。
「他人の痛み」という言葉があるように, 五感の中で「痛み(痛覚)」ほど, 客観的な測定が困難で, 主観的な感覚はない。よって他者の痛みの理解は難しいのである。恥ずかしながら評者はこの本によって, 「心因性疼痛(慢性疼痛)」の詳細を初めて知った。
「慢性疼痛症」は . . . 本文を読む
★★松山市のジャーナリスト宮住冨士夫さんから「週刊・愛媛経済レポート」7/25号掲載記事のご送付を受けた。お礼申し上げます。(宇和島の近藤先生から同記事PDFの送付があった。)
「廃棄の腎臓、透析患者へ活用ぜひ;塩崎厚労省、解禁すれば金字塔に」と題した「修復腎移植」の早期解禁を訴えた記事で、愛媛県選出の代議士塩崎恭久厚労大臣に宛てたメッセージとなっている。ぜひ多くの方にお読みいただきたく、ここに転 . . . 本文を読む
【修復腎移植update】
修復腎移植をテーマにした「第三の移植」の資料調べをしていて、「週刊朝日MOOK:新<名医>の最新治療」(朝日新聞出版)2011/9/10号(620-623ページ)が、「病気腎移植:臨床研究として再スタートの<万波移植>、<第三の移植>として再評価の声が高まる」という記事を載せているのを見つけた。
再読して驚いた。執筆者は、何と「医薬経済」誌に「鳥集徹の口に苦い話: . . . 本文を読む
【四国新聞コラム】
4/30「四国」の1面コラム「一日一言」が修復腎移植を積極的に評価していた。
近藤先生の著書にある「透析ガラパゴス島からの脱出」という副題に共感を示している。
やっとメディアが自分の意見を述べ始めたか…という感慨を催す。
友人のW君が今週塩崎厚労省に会い、「修復腎移植」ついても進言する予定だというので、
塩崎さんには、①海外ではとっくに「修復腎移植」を認可してい . . . 本文を読む
【書評など】
1)「買いたい新書」の書評No.318に、松永安左ェ門「電力の鬼:松永安左ェ門自伝」,毎日ワンズ) を取り上げました。
田中角栄は「土方,土方と馬鹿にしてはいけない。スエズ運河もパナマ運河もみな土方が作った」と言ったそうだ。本書を読むと,実力のある経済人が本当に尊敬に値することをつくづくと感じる。松永安左ェ門(1875-1971)は「日本のフェニキア」,長崎県壱岐島に生まれた。明治 . . . 本文を読む