純愛か、単なるロリコンか

2005-06-22 05:22:22 | Weblog
 なんかサンケイスポーツ読んでたら、「30男が13才
少女と駆け落ち」という見出しがデカデカと書かれて
いる。記事によると、共通の友人を介して13才の少女
と知り合った清掃業の染谷宏之容疑者(30才)が、少
女の親に面会して「交際させてください」と申し込むも
「学業の妨げになる。16才になるまで待て」と断られ、
あきらめきれず車で3日間デートをしたという。容疑は
未成年者誘拐。

・・うーん、これだけだと事情わかんないスよね。連れ
まわしてる間に性的な行為があったかどうか、という
のもアレだし。また、この男のキャラが、ジャニ系イケ
メンであったのかドランクドラゴンのつかじ風であった
のかでも、印象が完全に異なるはず。少女の方も、「い
かにも女子中学生」という感じだったのか、それとも「繁
華街たむろってます」系のギャル風であったのか。組み
合わせ的に四つの可能性が考えられるわけだ。

 男オタ×少女ギャルの組み合わせなら、映画化したら
電車男超える大当たりしそうではある。つーか、「両親に
あいさつへ行く」時点で、真面目なオタ系である可能性は
高いような気もするが。

 いま「純愛モノ」がけっこうアレらしいが、ウケル要素とし
ては「ふたりが社会的に主流ではない」というのが絶対条
件ではあろう。「男→高級官僚、女→一流企業総合職」な
んて組み合わせでも、「純愛モノ」の物語綴るのは可能だ
ろうが、一般人へのウケはいまひとつ悪いはずだ。なんと
いうか、「そういうひとたちは後先考えず異性に走ることは
ないはず」という「偏見」が、われわれ一般人にはあるから
かもしれない。

 そういや昔、アメリカで30越えた小学校の女性教師が、
教え子の男子小学生と恋愛関係に至り、ついには妊娠、
明るみに出て逮捕された、てな事件があったと記憶してい
るが、その後どうなったのだろうか。アレも解釈次第で「猟
奇ポルノ」にも「純愛モノ」にも変化しうる。真実がどこにあ
るのかは赤の他人にはなかなかわからんことではある。

 わたしが通いつめている中野キャバ嬢、わたしより21才
年下であることを思い出した。その意味では上記の事件の
容疑者を超えている。しかし、あまり「勝った」という嬉しさ
がないのは何故なのであろうか。