毎日スポーツ紙、夕刊紙などを数紙読んでいる
と、決して一般紙には載らない広告が多数あって
興味がつきない。
たとえばサラ金の広告。一般紙にもレイクや武
富士、ライフといったメジャーどころの広告なら載
っているかもしれないが、スポーツ紙にはどうも
独特のスメルをもった広告が多い。「(株)西×信
販」などという会社が、定収入のある方には250
万円までは融資をしてくれるらしいが、当然この
会社、堤一族が支配していた西×鉄道とはたぶ
ん無関係なのであろう。
あと競馬情報会社の広告。これも楽しいぞ。い
きなり「ひとくせありそうな、九割方前科があるん
じゃねぇか」と思えるオヤジの写真がでかでかと
載っており、「伝説のプロ馬券師、○川△夫氏、つ
いに当社の最高顧問に就任!!」てなコピーがどー
んと添えられてたりする。でまあ、その○川△夫
さんがいかに「伝説の馬券師」なのかの、細かい
説明が小さな活字で乗っている。たいてい、人望
があって美浦栗東、および北海道の牧場に太い
パイプを持ってるという設定でんな。
しかし考えてみると、将棋指しや碁打ちにはたし
かに「プロ」がいる。団体に所属し、対局料を主たる
収入としてご飯を食べている人間が「プロ」である。
しかし「プロ馬券師」というのはいったいどんな職業
なのだろうか。馬券の収入だけでご飯を食べている
人間を想定しているのだろうか。だとすればパチプ
ロと同じで、客観的に身分を証明することができな
い。早い話、わたしが「プロ馬券師」を自称しても、
法的に咎められることはない、ということなのだろう。
こういう「肩書き」にだまされるのも愚かな話だが、
悲しいことにわたしを含め人間というのは肩書きに
弱い。いちばん身近な肩書きというのはやはり学歴
であろうか。「××大卒」というのも、すっかり神通力
を失ったようにも見えて、まだまだ生命力を保っている
ようだ。
わたし自身はというと、会社での肩書きは係長相当
職であり、ありがたくもなんともない。「危険物取扱者
乙種4類」というのもいまひとつ迫力に欠ける。「商学
士」という称号もあり、これは割りに気に入っているの
だが、実際にはほとんど中身のない肩書きである。
これからいつ見合いをするかわからない。相手の女
性にウケのよいなにかの肩書きを希望するものである。
なにかいい肩書きはないかねぇ・・・。
と、決して一般紙には載らない広告が多数あって
興味がつきない。
たとえばサラ金の広告。一般紙にもレイクや武
富士、ライフといったメジャーどころの広告なら載
っているかもしれないが、スポーツ紙にはどうも
独特のスメルをもった広告が多い。「(株)西×信
販」などという会社が、定収入のある方には250
万円までは融資をしてくれるらしいが、当然この
会社、堤一族が支配していた西×鉄道とはたぶ
ん無関係なのであろう。
あと競馬情報会社の広告。これも楽しいぞ。い
きなり「ひとくせありそうな、九割方前科があるん
じゃねぇか」と思えるオヤジの写真がでかでかと
載っており、「伝説のプロ馬券師、○川△夫氏、つ
いに当社の最高顧問に就任!!」てなコピーがどー
んと添えられてたりする。でまあ、その○川△夫
さんがいかに「伝説の馬券師」なのかの、細かい
説明が小さな活字で乗っている。たいてい、人望
があって美浦栗東、および北海道の牧場に太い
パイプを持ってるという設定でんな。
しかし考えてみると、将棋指しや碁打ちにはたし
かに「プロ」がいる。団体に所属し、対局料を主たる
収入としてご飯を食べている人間が「プロ」である。
しかし「プロ馬券師」というのはいったいどんな職業
なのだろうか。馬券の収入だけでご飯を食べている
人間を想定しているのだろうか。だとすればパチプ
ロと同じで、客観的に身分を証明することができな
い。早い話、わたしが「プロ馬券師」を自称しても、
法的に咎められることはない、ということなのだろう。
こういう「肩書き」にだまされるのも愚かな話だが、
悲しいことにわたしを含め人間というのは肩書きに
弱い。いちばん身近な肩書きというのはやはり学歴
であろうか。「××大卒」というのも、すっかり神通力
を失ったようにも見えて、まだまだ生命力を保っている
ようだ。
わたし自身はというと、会社での肩書きは係長相当
職であり、ありがたくもなんともない。「危険物取扱者
乙種4類」というのもいまひとつ迫力に欠ける。「商学
士」という称号もあり、これは割りに気に入っているの
だが、実際にはほとんど中身のない肩書きである。
これからいつ見合いをするかわからない。相手の女
性にウケのよいなにかの肩書きを希望するものである。
なにかいい肩書きはないかねぇ・・・。