motemon と スウェーデン

メキシカンと結婚して北欧スウェーデン南部の町、ルンドで新生活をスタート。

日常、旅、思うこと等、あれこれ書きます。

カール・ラーションの家

2012-09-26 09:51:52 | スウェーデンでお出かけ

昨夜の大雨は止んでいるけど、

湿気をふくんだどんよりしたグレーの空が広がるルンドです。

長い長い冬の季節のはじまりです。

それにしても、例年より寒くなるのが早い気がします。

 

さて、今日もダーラナの続き。

話しが前後しますが、

ホテルに到着する前に、レンタカーを借りて寄ったのは、

スウェーデンを代表する画家、カール・ラーションの家です。

 

 

 

白樺に赤い木壁の家、まさにスウェーデン的な眺め。

ここがカール・ラーションと妻のカーリン、そしてその7人の子供達が暮らした家です。

 

 

 

目の前には大きな川がありました。

 

 

 

まずは、ガイド付きでないと入れない家の中を見学。

雨の中とはいえ、さすが夏。観光客がいっぱいでした。

10分ごとにあるらしいガイドツアーは、

次から次入れ替わり立ち代わりにも関わらず、しばらく待ちました。

 

上の白い服をきたかわいらしいお姉さんが、ガイドです。

芝居がかった口調で、楽しく盛り上げながら

大きいけど、狭く入り組んだ部屋を紹介してくれました。

家の中は撮影禁止。今もラールションのご子孫が別荘として使っているからだそう。

スウェーデン語でのガイドで、お客はほとんどスウェーデン人だったため、

わかりずらい組み合わせの5人の外国人の私たちは、ちょっとした注目の的でした。

私は、次々に色々なスウェーデン人に「スウェーデン語わかるの?」と聞かれました(笑)

 

 

カールはパリに留学した際、日本の絵画に出会って、大きな影響を受けたそうです。

日本のものを集めたコレクション部屋までありました。

思っていたより広く、見所たくさん、家族のエピソード満載のお家でした。

 

ツアーが終わるころには、少し雨も上がってきました。

周りには、他にも美術館やお店などがあります。

 

 

雨で増水した川、けっこう流れも速いね~なんて話していると、

 

 

すぐ側に水力発電所がありました。

せき止めた水がものすごい勢いで放水されていて、かなりの迫力!

とにかくここは、自然の偉大さを身近に感じさせる場所です。

 

まだまだ素敵な風景をご紹介したいので、

続きはまた!

 

ヘイド~