暴力と罵り

私も反省しているが、20年この仕事を通して思うことだが、成績向上はその家庭環境が大きく影響している。

しかし、特別な家庭である必要はない。平和であればいい！

ただし不必要な過保護は幼い頃から不要です。

いつでも親が助けてくれると勘違いした子は、自分の人生になかなか真剣にはなれないでしょう。だって努力しなくても助けてもらえますから。

しかし、厳しいからいいわけではありません！これまで成績が下がるたびに暴力や罵りで、成績が上がった子を私は一人も知らない。その逆はよく知っています。

またそういうは子、とりあえず希望通りの高校に進学しますが、入るだけで燃え尽きてしまい・・・無残な高校生活も珍しくありません。

子供に対して愛だからといいながらの暴力や罵倒は本当に愛なのでしょうか？ストレス発散や偽りの親を演じていないでしょうか？

もしかしたら、そうしたほうが親業が楽だからではないですか？

あえて、言いたいことを我慢して励ますほうが大変だから、楽な道を選んでいないでしょうか？

日常的に暴力と罵りで、もっと旨い料理を作ってやると思うママがいるでしょうか？

日常的に暴力と罵りで、労働意欲が増すパパがいるでしょうか？

子供だって同じです。

どんな小さなガンバリでも、不器用で遠回りでも、無駄に終わるような努力であっても、努力であるなら、あえて褒めて励ましてあげる！ことこそ必要でしょう。

その積み重ねこそ、更なる努力を生み出すのではないでしょうか？

最近も「拳骨されるとやる気が失せる」と言って来た子がいましたから。

たった一言ですが、まさに本音だと思います。