白髪頭の独り言パート1

2011年を機会に隠居しようと思ったんですけど、大震災だもの、老け込んでいる場合じゃないよねー。

東日本大震災丸ひと月が経ちました。またですよー。

2011-04-11 | 日記
丁度ひと月前の3月11日14時46分大地震が発生以来、丸ひと月目と成りましたねー。

このひと月毎日が緊張感であっというまに過ぎてしまったような気がしますねー。報道では、連日悲惨な映像、似たようなコメントの洪水のような連日が、当分まだ続くようですが、「復興が遅々として進まない」ようなコメントが多く発せられていますよねー。
確かに政府のウロウロしている映像をみると腹は立ちますけど、私の見える範疇では津波であれだけの瓦礫まみれの、どっから手を着けるんだろうという状態から、少なくとも道路からの、流された車を含む瓦礫は撤去され、交通が確保されましたし、電気、水道、市ガス、ガソリン、灯油の供給もほぼ改善されましたよー。一月でのここまでの復旧というのは、ある意味、驚異的と言っても良いのではないでしょうかねー。まだまだ住宅地の瓦礫の整理までは進んでいませんが、あれだけの大規模な崩壊は箒で掃けば片付くようなレベルの物では無く、過去に経験したことのない規模の災害ですので、殆どの人が初めての困窮生活ですから、不安は尽きませんが、腰を据えて、立て直しに取り組むしか無いんではと思いますよー。
この震災を通して、ひとつ光明が有りましたねー。それは平穏無事な日常の中では、立派そうな、賢そうにしていた人が、実は何にも出来ない人なんだと解ったり、私の周りの人達は逆に、大したことが無いと思ってた人たちが、非常に優しい心根の人だったり、毅然と困難と正対して立て直す強い心を持ってる人だったり、兎に角、そういった行動を起こす人たちが沢山いて、認識を改めさせられたことが、すごくうれしく思いましたねー。
今日、高校の同級生で荒井で大規模農業経営をしているK.T君と連絡が取れたんですけど、親類の多くが流され、自身の農地も殆ど津波を被ったそうですが、東道路で遮られたため自宅は、水を被らずに済んだそうですが、地震によってかなり建物にはガタが来ているそうです。そんな中でも地域の人たちのための支援活動に取り組んでいる姿を見ていると、元々リーダー的役割を果たしていた人なんですけど、改めて本当の親分肌の男なんだなあと思いますねー。
自分の所有する趣味で作った道場が無事だったので、バンドの練習に使って良いよと言ってくれました。
近所の子供たちに剣道を教えようと作ったものなそうですが、練習の音がうるさいと文句を言ってくる近所の住人の叔母ちゃんがいるため使用を断念しているのだそうです。区役所に行って、支援活動のための練習をすると言う事で、クレーム叔母ちゃんに区役所から話を付けさせる手順まで、教えてくれました。
K.T君曰く「殆どのことは、お前に負けるとは思わないけど、叔母ちゃんを丸め込むのはお前の方がうまいと思うから、纏めろ!そうしたら俺も剣道の練習を再開できるからなー」だと。
持つべき物は心熱き友ですよねー
またまた17時16分ごろ地震ですよー。仙台は震度5弱ですけど、福島は6ですねー。M7.1なそうですが、茨城に津波警報が出ましたねー。震度3までは慣れっこになってしまいましたが、4以上は、かなり激しく揺れますよー。関東北はメリーゴーランドに乗ってるようですよねー。特に原発が狙われてる感じなんですよねー。