浦島太郎

長旅から戻った実感が全くないと昨日申しましたが、実感は一夜が明けてから湧いてきました。政界で醜い野合が繰り広げられていたのです。
常々申している通り、旅先では新聞もTVもポータルサイトも一切見ないことから、世間の事どもに対して疎くなります。もちろん、耳を塞いでいても聞こえてくる一大事があるのは事実で、国政選挙が始まるという話は風の便りに聞いていました。しかし、何故そうなったのかは全く理解しておらず、いつ決まったのかも知りませんでした。ましてや、このような見苦しい事態になっているとはつゆ知らなかった次第です。煩わしい俗世間の事どもを忘れ、風の吹くまま気の向くままにさすらい歩いているうちに、世間が一変していたという点では、浦島太郎のような経験です。