日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

末広がり

2021-07-30 21:05:05 | 旅日記
二転三転したものの、結果としてはこれでよかったと納得できる日取りです。引き渡しが来月8日に決まりました。
最初に思いついたのは月並みながら大安です。しかし、契約のときと違って一筋縄にはいきませんでした。最も理想的だった12日は不動産屋のお盆休みに重なり、直後に来る18日も週に一度の定休日でした。さりとてその前の2日では早すぎます。24日まで引き延ばすことは考えられず、その時点で大安吉日は捨てました。
大安が無理なら次は友引です。こちらについては5日と9日、実質二度の機会があるのはよいものの、あくまで次善の策に過ぎず、是非この日にと思えるほどの決め手には欠けました。発想を変えたことにより、次なる候補に浮上したのが7日です。仏滅の三隣亡という条件は一見すると最悪ながら、迷信といってしまえばそれまでです。むしろ、異郷での第一歩を踏み出すにあたって、立秋を迎えるこの日がお誂え向きに感じられました。さもなければ末広がりの八が重なる翌日と決め、友引の9日とともに優先順位をつけて照会したところ、第二希望の8日に決まるという顛末です。
結局のところ、六曜と二十四節気のいずれを基準にした場合でも、第一希望は叶わなかったことになります。しかし、8といえば末広がりで縁起がよく、しかも北陸とは切っても切れない数字です。その日のうちに最小限の環境さえ整えることができるなら、翌日開幕する選手権を初日から見届けられるという実利も伴います。7日の方がよかったという考えはもうありません。最初の二日を準備に充て、連休明けから本格始動できれば理想的でしょう。
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