寄り道はまだまだ終わりません。続いて立ち寄るのは禅林広場です。開けた高台の縁にソメイヨシノが三本並んで立ち、彼方の岩木山に重なる穴場でもあります。
弘前公園よりも少し遅れて咲くのがここの桜です。この場所に関する限りは、満開に近い状態だったこともあったのかもしれません。しかし、直近四年のうち三年はあらかた散り終わっていて、唯一の例外だった三年前は、最勝院と同様食害により花がほとんど咲きませんでした。天候と開花状況が完璧に噛み合ったのは、実質初めてのようなものです。
実は、去年訪ねたとき、高台の下から伸びる樹木が成長して、岩木山を隠すようになってきていることに気付きました。ある程度覚悟していた通り、それから一年でさらに成長が進んでいて、高台から突き出て見える岩木山が、半分ほど隠れるようになっています。来年はますます眺望が遮られるのでしょう。そうなる前に最高の条件下で眺めることができたのは幸いです。
ちなみに、変わったことがあと二つあります。枝垂桜のように垂れ下がり、地面に届かんばかりとなっていた枝が、残念ながら剪定されてしまったことです。まあ、あの調子ではいずれ雪の重みで折れるといった事態も考えられただけに、詮方なしといったところでしょうか。
もう一つの変化は、剪定された枝の下に折り畳み式の丸テーブルと椅子が置かれたことです。その椅子に腰を下ろせば木漏れ日がゆらゆらと揺れ、涼やかな風が吹く中から小鳥たちのさえずりが聞こえてきます。賑わう弘前公園とは別世界の静けさです。
弘前公園よりも少し遅れて咲くのがここの桜です。この場所に関する限りは、満開に近い状態だったこともあったのかもしれません。しかし、直近四年のうち三年はあらかた散り終わっていて、唯一の例外だった三年前は、最勝院と同様食害により花がほとんど咲きませんでした。天候と開花状況が完璧に噛み合ったのは、実質初めてのようなものです。
実は、去年訪ねたとき、高台の下から伸びる樹木が成長して、岩木山を隠すようになってきていることに気付きました。ある程度覚悟していた通り、それから一年でさらに成長が進んでいて、高台から突き出て見える岩木山が、半分ほど隠れるようになっています。来年はますます眺望が遮られるのでしょう。そうなる前に最高の条件下で眺めることができたのは幸いです。
ちなみに、変わったことがあと二つあります。枝垂桜のように垂れ下がり、地面に届かんばかりとなっていた枝が、残念ながら剪定されてしまったことです。まあ、あの調子ではいずれ雪の重みで折れるといった事態も考えられただけに、詮方なしといったところでしょうか。
もう一つの変化は、剪定された枝の下に折り畳み式の丸テーブルと椅子が置かれたことです。その椅子に腰を下ろせば木漏れ日がゆらゆらと揺れ、涼やかな風が吹く中から小鳥たちのさえずりが聞こえてきます。賑わう弘前公園とは別世界の静けさです。
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