日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

汽車旅in東北 2018 - サンライズ食堂

2018-02-11 16:06:08 | B級グルメ
よされラインこと県道13号線を走って浪岡にやってきました。ここで遅めのお昼をいただきます。立ち寄るのは「サンライズ食堂」です。
黒石では「コロの家」の焼そばを愛用してきましたが、先ほど訪ねたところ、何故か休業中の張り紙が出ていました。もちろん他にも店は多々あるものの、焼そば自体そこまでしていただきたいと思うほどでもありません。焼そばよりも中華そば、それも地元客御用達の老舗という条件で探したところ、浪岡に旅館を併設した店があると分かって、車を走らせてきた次第です。
旅館の看板と「ラーメン」の看板が、沿道に二つ並んで建っていました。箱形をした飾り気のない、いかにも雪国の商人宿然とした佇まいです。しかし、四時台という最も半端な時間にもかかわらず、駐車場は半分以上埋まっていて、これは間違いなかろうという期待感が漂ってきます。
暖簾の奥の店内は、やはり商人宿の食堂のごとくに飾り気がありません。しかし、自分の後にも切れ目なくお客が入ってくることからして、人気のほどは一目瞭然です。中華そばを主体に定食、丼物、そば、うどん類を一通り備えた品書きには死角なし。11時から深夜の11時半まで、盆正月以外は無休という鉄人ぶりも頼もしいものがあります。
注文したのはチャーシューメン680円也。雷文と龍の絵をあしらった丼に透き通ったスープを満たし、細い縮れ麺と歯応えのあるチャーシュー四枚、それに葱とメンマと麩を乗せた出で立ちは、昨日食した「支那そば伊藤」の中華そばと同様に完成されています。鰺の煮干しと昆布を使うところも同様ながら、淡い魚介出汁を特徴とした昨日の「支那そば伊藤」よりも、旨味を強く感じるスープです。四種の煮干しを使った津軽ラーメン、創業以来の名物という焼きそばなど、他の品も試してみたいと思わせる名店でした。

サンライズ食堂
青森市浪岡女鹿沢西種本13-1
0172-62-2408
1100AM-2330PM(LO)
盆正月休業

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