去る連休中、相当数の人出が押し寄せたことにより、日照り続きの宿泊業には恵みの雨となったでしょう。しかし一時の狂騒は去り、宿はどこでも選び放題という状況です。そのような中、明確に決めていた基準が二つありました。大浴場があることと、少しでも駅に近いことです。というのも、昨日は夜になっても蒸し暑く、銭湯に寄ったにもかかわらず、結局また大汗をかいてしまったのです。富山では飲み直したいというよりも、もう一度風呂に入りたいというのが第一でした。翌朝の新幹線で一旦帰ることも考えると、駅になるべく近い方が助かるのはもちろんです。そのような条件からほぼ自動的に決まったのが駅前のアルファーワンでした。
富山駅に降り立つと、正面に屹立するのがこの宿です。新幹線の開業により一変した駅前にあっても、この眺めだけは30年近くも前から変わりません。中堅都市を主体に全国チェーンを展開するアルファーワンの中でも、発祥の地たる荒町とここだけは別運営と聞きました。そのような由来のためか、両館には共通点がいくつかあります。最上階の大浴場と、おにぎりを主体としながら意外なほど充実した朝食です。ただし、宿泊料は荒町の方が若干安く、さらには駐車も無料となります。その結果、アルファーワンに泊まるというと荒町を贔屓にしてきたわけなのですが、料金差に見合った価値はあるのかもしれないと気付いてきました。その価値とはズバリ眺望です。
大浴場から見下ろせば、正面には新幹線が発着する富山駅が横たわり、右手前には円形のバス乗り場があって、左側を南北接続された電車の線路が貫きます。東の方から延びてきた軌道がそれに突き当たる全景は、模型の世界を見るかのようです。低層階の眺めも上々でした。二階の朝食会場からは、引っ切りなしに電車が行き交う駅前の交差点を一望できます。電車が見える朝食会場といえば富山地鉄ホテルです。あちらの朝食バイキングは最高でした。しかし、今回同様七時過ぎの列車に乗る状況で、慌ただしくいただかざるを得なかったのが思い出されます。目下の状況においては、手早く済ませることのできるおにぎりの朝食がありがたく感じられました。
正面に向かって右手にあるバス乗り場に対して、左手の区画ではさらなる再開発が進行中です。高層ビルでも立ちはだかれば、この景観も画竜点睛を欠くものになるでしょう。そうなる前に泊まれたことを幸いに思います。
富山駅に降り立つと、正面に屹立するのがこの宿です。新幹線の開業により一変した駅前にあっても、この眺めだけは30年近くも前から変わりません。中堅都市を主体に全国チェーンを展開するアルファーワンの中でも、発祥の地たる荒町とここだけは別運営と聞きました。そのような由来のためか、両館には共通点がいくつかあります。最上階の大浴場と、おにぎりを主体としながら意外なほど充実した朝食です。ただし、宿泊料は荒町の方が若干安く、さらには駐車も無料となります。その結果、アルファーワンに泊まるというと荒町を贔屓にしてきたわけなのですが、料金差に見合った価値はあるのかもしれないと気付いてきました。その価値とはズバリ眺望です。
大浴場から見下ろせば、正面には新幹線が発着する富山駅が横たわり、右手前には円形のバス乗り場があって、左側を南北接続された電車の線路が貫きます。東の方から延びてきた軌道がそれに突き当たる全景は、模型の世界を見るかのようです。低層階の眺めも上々でした。二階の朝食会場からは、引っ切りなしに電車が行き交う駅前の交差点を一望できます。電車が見える朝食会場といえば富山地鉄ホテルです。あちらの朝食バイキングは最高でした。しかし、今回同様七時過ぎの列車に乗る状況で、慌ただしくいただかざるを得なかったのが思い出されます。目下の状況においては、手早く済ませることのできるおにぎりの朝食がありがたく感じられました。
正面に向かって右手にあるバス乗り場に対して、左手の区画ではさらなる再開発が進行中です。高層ビルでも立ちはだかれば、この景観も画竜点睛を欠くものになるでしょう。そうなる前に泊まれたことを幸いに思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます