日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

海を渡って沖縄へ 2018 - ロコイン沖縄

2018-10-28 20:33:11 | 沖縄
港から宿への移動手段が未知数だった中、一時間に二本のバスがたまたま通りがかったため咄嗟に乗車。幸運にも宿まで最短経路かつ最安値でたどり着きました。投宿後、船上で浴びた飛沫を洗い流し、ひとまずさっぱりしたところです。

往路を船旅にできるばかりか、現地に三泊できるのも今回の行程の目玉だと申しました。滞在中世話になるのは定宿のロコイン沖縄です。無料だった駐車場が一泊千円となってしまい、かつてほどの圧倒的な優位性が失われた結果、去年は二泊のうち一泊を他の宿に切り替えるという自衛策をとりました。しかし、仮にそうしたところで五百円も違いません。わずかな金を出し惜しむより、慣れたところがよかろうと思い至った次第です。
そのようなわけで、那覇ならここという点では迷いがなかったものの、三連泊で押さえた後、よくよく考えると違う手もあったことに気付きました。たとえば中日に名護で泊まれば、長らく無沙汰している北部を旅するという選択肢も出てくるからです。しかし結局見直しはしませんでした。北部へ行ってみたいのもさることながら、それ以前に那覇でもう一泊したいという考えをかねがね持っていたからです。
十数年通い続けた経験から、沖縄の呑み屋がはしご酒には向かないことに気付いてきました。実際のところ、近年は連泊しながら三軒ほどしか行けないという結果が続き、訪ねる店も固定化されていたのが実情です。それだけに、もう一泊できれば多少なりとも選択肢は広がるだろうと思ったわけです。今日のところはなじみの店へ行くつもりですが、明日は趣向を変えるのも一興だろうと考えています。

それにしても、下船した直後こそ感じなかったものの、しばらく経ってから足取りが覚束なくなっていることに気付きました。船上で揺られ続けたことにより、三半規管とやらがそちらに順応した結果、陸の上ではかえって違和感を覚えるのかもしれません。
船酔いするほど揺られた経験は他にもあります。しかし、下船後にふらついたのは初めてです。この状態で酔いが回ったときはどうなるのでしょうか。今から早速試してきます。

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