日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

東京港一周

2020-04-25 16:27:17 | 関東
連休初日は朝から雲一つない快晴でした。桜が咲いてからというもの、晴れた日は自転車で近所を走ってきましたが、木々の緑は色濃くなって、めくるめく移り変わりは一段落した感があります。趣向を変え、本日は東京港を車で一周してきました。
車でまともに走ったのは先月の上旬が最後でした。その後も近所を少しだけ走らせはしたものの、車の調子を維持するためにも、ある程度の距離を走っておきたいという考えがありました。その構想を実行に移し、芝浦から臨海新都心、新木場、若洲、城南島、大井埠頭の順に時計回りで走った後、再び臨海副都心を経て振り出しに戻るという顛末です。

最初に思いついたのは、環七を走り通すというものでした。部分的にしか走ったことのない道でも、通しで走れば新たな気付きがあるものです。遠出をせずに趣向も変えられるという観点から得た着想でした。しかし、「自粛」により交通量が減ったとはいえ、そもそも好き好んで走るような道でもありません。さらなる案がないものかと模索の結果、行き着いたのが東京港一周だった次第です。
否応なしに足止めされ、悶々と過ごす週末を覚悟していたはずが、思ったよりも楽しめていることについては繰り返し語ってきた通りです。それは今日についても同様でした。実は初見となるレインボーブリッジ、ゲートブリッジの車窓もさることながら、それ以上に面白いのは埠頭の雰囲気です。地図の上では大同小異の埋め立て地のようでありながら、地区ごとに全く様相を異にするのは、実際に足を運んだからこその発見でした。
車の調子を維持するための活動なら、「不要不急」と責められるいわれもありません。足止めがさらに長引くようであれば、せめてもの楽しみの一つとしていくのも一案です。
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