最勝院で二時間費やしたのに続いて、十本そこそこの桜があるに過ぎないこの広場にも一時間以上を注ぎ込んでしまいました。しかし、常々申しているように桜は数ではありません。寄り道に一日費やしても喪失感はなく、むしろそれ以上の新しい発見ができた充実感というものがあります。
風に吹かれる高台だけに、市街で散りかけていた桜がここではまだ満開です。赤っぽい花芯を大ぶりな五枚の花びらが丸く包み込む、これぞ去年も眺めた弘前の桜です。この花を今日の天気で観るために、私は五日待ちました。スケールこそ違えど、黒沢監督の「晴れ待ち」のようなものです。その苦心は報われました。序盤の悪天候も全て吹き飛ぶ見事な桜です。
風に吹かれる高台だけに、市街で散りかけていた桜がここではまだ満開です。赤っぽい花芯を大ぶりな五枚の花びらが丸く包み込む、これぞ去年も眺めた弘前の桜です。この花を今日の天気で観るために、私は五日待ちました。スケールこそ違えど、黒沢監督の「晴れ待ち」のようなものです。その苦心は報われました。序盤の悪天候も全て吹き飛ぶ見事な桜です。
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