只今広島を発車しました。博多まであと一時間です。
たとえば東北新幹線を新青森まで乗り通すと、一も二もなく「長かった」という気分にさせられるものです。ところが、今回は時間も距離もそれより長いというのに、もう広島かと思うほど呆気なく感じます。この違いは一体何なのでしょうか。
以前語った通り、東北新幹線も盛岡まではあっさりしたもので、そこから先が長いのです。その理由としては、トンネルばかりで車窓が単調になることと、停車駅が増えることの二点が考えられます。しかし、トンネルばかりなのは山陽新幹線も同じなので、本質的な理由は後者にあるのでしょう。停車駅が増えれば長く感じるなど至極当然とはいえ、実際旅をしてみなければ、こんなことにも気付きません。これだから旅はやめられないのです。
たとえば東北新幹線を新青森まで乗り通すと、一も二もなく「長かった」という気分にさせられるものです。ところが、今回は時間も距離もそれより長いというのに、もう広島かと思うほど呆気なく感じます。この違いは一体何なのでしょうか。
以前語った通り、東北新幹線も盛岡まではあっさりしたもので、そこから先が長いのです。その理由としては、トンネルばかりで車窓が単調になることと、停車駅が増えることの二点が考えられます。しかし、トンネルばかりなのは山陽新幹線も同じなので、本質的な理由は後者にあるのでしょう。停車駅が増えれば長く感じるなど至極当然とはいえ、実際旅をしてみなければ、こんなことにも気付きません。これだから旅はやめられないのです。
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