二時前の電車を撮って切り上げました。最後に根小屋駅を訪ねます。遠目にも駅舎と分かった山名と馬庭の両駅に対し、こちらの駅舎は一見すると民家のようでもあります。そのように見えるのは、高さに対する間口の比率が、よくある木造駅舎に比べて若干小さいのに加え、宿直室の軒先にぽつんと残る物干しのせいでしょうか。しかし、待合室の雰囲気は古きよき地方私鉄の駅そのものです。カーテンが引かれてはいるものの窓口はそのまま残り、作り付けのベンチには座布団が置かれ、その上で近所の猫が日向ぼっこをしています。末永くこうあってほしいと思わせる情景です。
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