日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

豊穣の福井を行く 2020 - ヨーロッパ軒

2020-09-22 16:34:12 | B級グルメ
列車撮影を活動の中心に据えると、休む間もなく動き続けてお昼を逃すという結果になりがちです。本日もそのようになりかけていたものの、ここで遅い遅いお昼をいただきます。ヨーロッパ軒が三日連続の登場です。
半端な時間に腹を満たすことにより、夜の部に響くことが懸念されるものの、昨日同様暗くなるまで粘るとすれば、一軒目に入れるのは早くとも八時過ぎです。それまでを飲まず食わずで乗り切るのはさすがに辛いものがあります。春江の分店が沿道にあり、しかも連休につき臨時営業しているという状況で、むざむざ素通りすることはできませんでした。
上カツ丼、ジクセリ、スカロップを備えた品書きは、これまでに訪ねてきた二軒と同様、福井の直系ではなく敦賀の流れを汲むものです。味については丸岡分店との共通性が高く、昨日の今日にもかかわらず、確たる違いに気付くことができませんでした。しかし、規格化されたチェーン店ではないだけに、違う点は当然ながら出てきます。蓋付きの丼は陶器から漆器に、付け合わせはたくあんからつぼ漬けに変わります。冷たいお茶が満たされた小さなやかんは、ありふれたお冷やの容器に変わるという違いも。その代わり、食後にお茶が供されるのは当店ならではの特徴です。
もう一つの違いに立地があります。住宅地の一角にあった丸岡の分店に対し、当店が位置するのは交通量の多い県道の交差点です。二階もあるこちらはより広々としており、洋館風の窓が並ぶ二階席に対して、今回案内された一階席は二面に開けた大きな窓を特徴とします。その窓際のテーブル席で、道中最後となるだろうカツ丼を悠然といただけたのは助かりました。

ヨーロッパ軒 春江分店
坂井市春江町随応寺21-23-1
0776-51-4800
平日 1100AM-1500PM/1700PM-2100PM
日祝日 通し営業
火曜定休(祝日の場合は営業)
カツ丼930円
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