日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

東北縦断花見の旅 2021続編 - 帰着

2021-04-19 00:32:03 | 東北
上越新幹線の遅れが波及して、大宮で小幅の遅れが出たものの、実質的な影響はありませんでした。今のところ、木曜からの二日を休んで弘前へ行くのが次なる予定です。
結果として、どのみち二日休むなら、盛岡からそのまま北上する手はあったのかもしれません。出発前の段階では全く期待できなかったにもかかわらず、一転して晴れの予報に変わったからです。米沢を飛ばしてまず仙台、次に盛岡へ駒を進め、日曜のうちに弘前へ着くことができれば、翌日からは満開かつ好天という条件で二日にわたり花見ができるところでした。しかし、そうすればよかったと臍を噛んでいるわけでもありません。同様の条件だった五年前、宿願をついに果たしたにもかかわらず、印象としてはそれほど強くなかったからです。むしろ、花盛りに一旦帰京せざるを得ないのがもどかしく感じられました。その経験からも分かったのは、散り始めてからが弘前の真骨頂だということです。華麗な花吹雪と鮮やかな花筏は、他の追随を許さないほど丹精された桜ならではの芸術です。その山場が訪れる方に賭けてみます。
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