日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

東北縦断花見の旅 2018続編 - 花筏

2018-04-29 12:38:22 | 東北
西濠左岸、桜のトンネルを通って西濠を往復し、外濠の北側を歩いてから四の丸に入り、一段高い堤を南の郭まで歩きました。城址の西側と北側を一通り回ったことになります。
宿から駐車場へ向かう途中、外濠の花筏が色褪せてきているのが車窓からでも分かりました。要は落花が進んで散るべき花さえなくなってきたということです。しかしこれは、西濠ならまだ間に合うということでもあります。その見立ては的中し、これはという光景をいくつか切り取ることができました。
昨日の風で相当散ったと「はすや」の店主から聞きました。今日も東の方から生暖かい風が吹いており、時折凄まじい花吹雪が舞い上がります。西濠の右岸に関していえば、今日が落花の最盛期かもしれません。これだけ散ったにもかかわらず、光の加減によってはまだ見頃の木が少ないながら残っています。枝振りと花の数がそれだけ圧倒的だということです。
あと一日、二日早ければ、どうにか見頃に駆け込めたのかもしれません。とはいえ、早く来るべきだったと嘆いているわけではありません。これほど見事な花吹雪は久々であり、西濠の花筏も去年は眺めることができなかったからです。たとえ盛りを逃しても、その日にしか観ることのできない眺めは必ずあります。今日についても例外ではありませんでした。

コメント    この記事についてブログを書く
« 東北縦断花見の旅 2018続編 -... | トップ | 東北縦断花見の旅 2018続編 -... »

コメントを投稿