甲府盆地の車窓は全国でも一、二を争うと先ほど申しました。それでは、これと双璧をなすのはどこかといえば、その直後に現れる甲斐駒ヶ岳と八ヶ岳の揃い踏みではないかと思います。どちらも一目で見分けられる個性的な立ち姿もさることながら、刻一刻と移り変わるそれらの位置関係が、同じく起承転結に富んでいて秀逸なのです。
甲府を出て最初に現れるのは甲斐駒ヶ岳で、こちらは距離感の違いこそあれ終始左側に鎮座します。これに対し、韮崎市街に入ったところで右側に現れるのが八ヶ岳です。しかし、左に甲斐駒ヶ岳、右に八ヶ岳の揃い踏みかと思いきや、甲府盆地と同様山場はその先にあります。列車が左右にカーブを切りつつ標高を上げると、それに応じて甲斐駒ヶ岳は左の前方と後方の間を、八ヶ岳は右前方と左前方の間を何度も行き来し、名峰の揃い踏みを様々な角度から眺められるという仕掛けです。今回は前座に過ぎない中央東線の旅ですが、見事な車窓の連続は真打ちの風格に満ち満ちています。
甲府を出て最初に現れるのは甲斐駒ヶ岳で、こちらは距離感の違いこそあれ終始左側に鎮座します。これに対し、韮崎市街に入ったところで右側に現れるのが八ヶ岳です。しかし、左に甲斐駒ヶ岳、右に八ヶ岳の揃い踏みかと思いきや、甲府盆地と同様山場はその先にあります。列車が左右にカーブを切りつつ標高を上げると、それに応じて甲斐駒ヶ岳は左の前方と後方の間を、八ヶ岳は右前方と左前方の間を何度も行き来し、名峰の揃い踏みを様々な角度から眺められるという仕掛けです。今回は前座に過ぎない中央東線の旅ですが、見事な車窓の連続は真打ちの風格に満ち満ちています。
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