最近導入した新兵器の一つにバキュームポンプがあります。ゴム栓と組み合わせることにより瓶の中を真空にするものです。飲食店が使っているのを見たことのある方は多いかもしれません。
使い始めた動機として、以前少し言及した酒販店主催の「レクチャー」の影響があります。これがよいと勧められたわけではないものの、酒の保存状態をより意識する契機ではありました。これまでは、開栓後長らく放置してしまうことも少なからずあったところ、最近ではなるべく早く呑みきるようになりました。一升瓶を四合瓶に小分けして、酸化を極力抑える知恵も、この催しを通じて学んだことの一つです。それが高じて真空保存を試みたのでした。
一月ほど使ってみて分かったのは、期待していたほどの劇的な効果まではなく、あくまで気休め程度ということです。たとえば「豊盃」のしぼりたてについては、開栓直後の味わいが終盤まで比較的保たれたのに対して、「山形正宗」については日毎に味が変わっていきました。効果があるかどうかは品により、いずれにしても一週間を超える保存は難しいようです。
このことから分かるのは、道具に頼って長期保存しようなどとは考えず、鮮度の高いものはなるべく早く呑み切るべきという事実です。そのことに気付いたのが、この道具がもたらした真の効用ともいえます。ゴム栓を買い足せば、同時に数本貯蔵することも可能ではありますが、その必要はなさそうな気がしてきました。当面は最初に買った二個だけで乗り切るつもりです。
使い始めた動機として、以前少し言及した酒販店主催の「レクチャー」の影響があります。これがよいと勧められたわけではないものの、酒の保存状態をより意識する契機ではありました。これまでは、開栓後長らく放置してしまうことも少なからずあったところ、最近ではなるべく早く呑みきるようになりました。一升瓶を四合瓶に小分けして、酸化を極力抑える知恵も、この催しを通じて学んだことの一つです。それが高じて真空保存を試みたのでした。
一月ほど使ってみて分かったのは、期待していたほどの劇的な効果まではなく、あくまで気休め程度ということです。たとえば「豊盃」のしぼりたてについては、開栓直後の味わいが終盤まで比較的保たれたのに対して、「山形正宗」については日毎に味が変わっていきました。効果があるかどうかは品により、いずれにしても一週間を超える保存は難しいようです。
このことから分かるのは、道具に頼って長期保存しようなどとは考えず、鮮度の高いものはなるべく早く呑み切るべきという事実です。そのことに気付いたのが、この道具がもたらした真の効用ともいえます。ゴム栓を買い足せば、同時に数本貯蔵することも可能ではありますが、その必要はなさそうな気がしてきました。当面は最初に買った二個だけで乗り切るつもりです。
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