県外にも広く知られた烏帽子山公園を表とするなら、いわば裏ともいえる名所が双松公園です。赤湯と並ぶ南陽市のもう一つの市街地である宮内に位置し、小高い丘の上にあるところはよく似通っていながらも、規模はやや小さく、見物客はごくわずかという違いが、実に好対照をなしています。
最盛期の様子を一度は眺めている烏帽子山に対し、初めてここを訪ねたのは桜があらかた散った三年前、次に訪ねたのはそもそも花が咲かなかった一昨年で、いずれも天候はよくありませんでした。それだけに、初めて晴れた今回、どんな眺めになるかという期待がある一方、赤湯の状況からして、ここでも花が咲かないのではないかという懸念を抱きつつの再訪となりました。
予想通り、ソメイヨシノの花は遠目に見てもまばらと分かります。しかし、烏帽子山と違いエドヒガンはまだ十分見頃で、この公園の真打である「眺陽桜」も午後の日差しを浴びて佇んでいました。なだらかな斜面に立つ枝垂桜が風に揺れ、その向こうには宮内の町並みが広がり、彼方には残雪の山々が連なります。過去二回は仮想するしかなかった光景に、三度目の正直でようやく出会えました。
最盛期の様子を一度は眺めている烏帽子山に対し、初めてここを訪ねたのは桜があらかた散った三年前、次に訪ねたのはそもそも花が咲かなかった一昨年で、いずれも天候はよくありませんでした。それだけに、初めて晴れた今回、どんな眺めになるかという期待がある一方、赤湯の状況からして、ここでも花が咲かないのではないかという懸念を抱きつつの再訪となりました。
予想通り、ソメイヨシノの花は遠目に見てもまばらと分かります。しかし、烏帽子山と違いエドヒガンはまだ十分見頃で、この公園の真打である「眺陽桜」も午後の日差しを浴びて佇んでいました。なだらかな斜面に立つ枝垂桜が風に揺れ、その向こうには宮内の町並みが広がり、彼方には残雪の山々が連なります。過去二回は仮想するしかなかった光景に、三度目の正直でようやく出会えました。
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