眺陽桜をこの公園の表の顔とするなら、裏の顔といえるのが慶海桜です。園内の中心の、最も見晴らしのよい場所に立つ眺陽桜に対し、こちらは人通りのさらに少ない外周の通路に面しており、すぐ下には住宅があって、眺望に関しても一歩譲ります。しかし、立ち姿の味わいに関しては、この桜の方がむしろ上ではないかとさえ感じられます。
百五十年という樹齢は眺陽桜とほぼ同じでありながら、樹勢が弱っているのか、蕾さえつかない枝が相当数あり、一見すると枯れ木のようです。しかし、場所を少し変えると今がまさに見頃で、上の方が西日を浴び、下の方が日陰に隠れつつある状況は、昨日眺めた五斗蒔田桜をどことなく彷彿させます。
百五十年という樹齢は眺陽桜とほぼ同じでありながら、樹勢が弱っているのか、蕾さえつかない枝が相当数あり、一見すると枯れ木のようです。しかし、場所を少し変えると今がまさに見頃で、上の方が西日を浴び、下の方が日陰に隠れつつある状況は、昨日眺めた五斗蒔田桜をどことなく彷彿させます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます