日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

新春の四国を行く 2020続編 - 津々浦々

2020-01-11 22:29:31 | 居酒屋
「美人亭」に入った時点で、看板までの持ち時間はわずかに30分でした。しかし、唐揚も煮魚も食べ応えがあり、わずか二品で相当腹が満ちました。「おふくろ」でご飯と味噌汁もいただこうという腹具合ではありません。中三日での再訪は見送り、二軒隣の日本酒バーに飛び込みました。
「美人亭」と同じく、かつては愛用していたものの、その後は無沙汰をしていた店です。目立った看板もなく、民家のような表札に屋号を入れただけの当店、いつしかその表札すらもなくなって、廃業したものとばかり思っていました。再び同じ表札を見たのは、比較的最近だったと記憶します。これらの事実から窺われるのは、一度は店を畳んだものの、違う店主が引き継いで再開した可能性です。真相のほどを確かめるべく、一度訪ねてみようと思ってはいたものの、直近二回は「おふくろ」の一軒限りで力尽き、はしご酒をする余力が残りませんでした。図らずも高松での第二夜が巡ってきたことにより、ようやく機会が巡ってきた次第です。
こうして暖簾をくぐったところ、以前世話になった店長とは違う、黒シャツ丸刈りの人物がカウンターに立っていました。しかし、思い切ってたずねたところ、意外な答えが返ってきました。元々自分が店主だったというのです。以前世話になった店長は、一時期店を任されていた雇われで、今では独立して近くに店を構えているという話も。いずれはそちらを訪ねてみるのも一興でしょう。

★津々浦々
高松市瓦町1-11-11 渡辺ビル1F
087-833-3226
1900PM-
日曜定休

芳水・亀齢・農口尚彦研究所
突き出し(野沢菜)
伊吹いりこ
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